日経ビジネス人文庫<br> 決断―私の履歴書

日経ビジネス人文庫
決断―私の履歴書

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532190194
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0123

出版社内容情報

大学卒業と同時に、従兄の豊田喜一郎のもとで自動車事業立ち上げに参加し、以来一貫してトヨタとともに歩んできた男の履歴書。「カローラ」開発、排ガス規制、米国進出など、「世界のトヨタ」を作り上げた決断の裏側を、「寡黙の人」が語る。   解説・佐藤義信

内容説明

大学卒業と同時に、従兄の豊田喜一郎のもとで自動車事業立ち上げに参加し、以来一貫してトヨタとともに歩んできた男の履歴書。「カローラ」開発、排出ガス規制、米国進出など、「世界のトヨタ」を作り上げた決断の裏側を、「寡黙の人」が語る。

目次

工場を学校として(トヨタ前史;小学校入学;押切工場時代;佐吉の思い出 ほか)
時代を翔る(結婚;トヨタ、日産、フォード提携;中国巡回サービス;上海再訪 ほか)
挑戦そして決断(乗用車生産始動;トラック第二系列;元町工場;中川社長誕生 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジェンダー

2
現パナソニックも戦前からあり、軍に協力していたが、トヨタのように品物を作る際材料集めに苦労したという話を本で読んだ事がなかったのでトヨタが苦労して収めていたことに驚きました。また昭和40年代に入って日野自動車、ダイハツとの業務提携を開始していたのは時代もあるのかもしていたかもしれないし、ホンダ以外の企業か同じようにいろんな企業としていたのは現代を見据えていたのかと思いました。作者自身が紡績の機械からいろんな経験していたことが自動車をつくり、社長になって活かされたのかと思います。2013/06/17

たこ焼き

1
企業は血も涙もない経済原則に貫かれている。それに負ければ簡単に滅びる。先手必勝(元町工場)、それこそ豊田がここまで成長した源泉。しかしその先手をとることによるリスクはきちんと認識せよ。豊田自販と豊田自工で文化が違ういかに労働者が「辞めさせないで」といっていても、不要になってしまったサービスにお金を払う人間はおらず、労働者は解雇せざるをえない。 名声は当たり前ではない。フォードもかつては一番だったが、トヨタに追い抜かれた。その名声を維持するには、名声をひっくり返そうと虎視眈々と狙っている人間以上の努力をしな2016/07/25

ヨースト

0
トヨタ自動車に創業期から関わり、長くその行く末を見つめ続けた故豊田英二氏の自伝。 従兄であり、トヨタ自動車の創業者である豊田喜一郎氏とはまた違う、「会社を長く発展させ続けるためにはどうすればよいか」という長期的視点が興味深い。 トヨタ自動車の創業者一族については豊田佐吉氏からの直系しかほぼ認識が無かったが、この本を読んで豊田一族への関心がより深まった。2016/09/09

Seiichi Takayama

0
某M先生の授業で、2回以上「これはいい!」と推薦のあった本。トヨタという国内屈指の企業のトップの方が、「私の履歴書」で書かれた内容を収録。個人的にはページ数はあまり割かれてなかったが「中央研究所」の設立の話に反応してしまった。M先生の授業で、「中央研究所の終焉」という本を題材にしたからだ。大きな歴史の流れの中での中央研究所、一長一短あり。しかし、技術力を持って他社との差別化をはかるのであれば、中央研究所的存在をどう捉えるか、は避けられない課題なのではないだろうか。儲けるだけが企業活動ではない、しかし儲けな2015/07/28

ヤマケイ

0
42014/11/04

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