出版社内容情報
書名
内容説明
ひと好き、しごと好き。落ちこぼれ、挫折を重ねた男が世界の京セラ、KDDIを創った!日経連載「私の履歴書」待望の単行本化。
目次
挫折越え夢追う
三時間泣き
ガキ大将の目覚め
弱気の虫が不運呼ぶ
焼け跡行商
罪滅ぼしの友情
おんぼろ会社
転職かなわず
対立、決断
血判の誓い〔ほか〕
著者等紹介
稲盛和夫[イナモリカズオ]
1932年生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年京都セラミック株式会社(現京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長を務める。84年には第二電電(現KDDI)を設立、会長に就任。2001年より最高顧問。また84年には稲盛財団を設立すると同時に「京都賞」を創設。他にも、若手経営者のための経営塾「盛和塾」の塾長として、後身の育成に心血を注ぐ
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オザマチ
12
今はもうこういう経営者、というか、こういう人はいなくなってしまったのかも。2023/04/11
オザマチ
9
再読。試練にぶち当たった時の考え方がそもそも違う。とはいえ、稲盛氏一人が独力で試練を克服したのではなく、その時その時に示唆的な言葉をかけたり、金銭的に援助をした人々がいたところにも注目したい。2023/10/01
本読みじいさん
9
なぜ気になる本リストに入れていたのか忘れましたが、京セラか塾を立ち上げたかで気になったのだろうが、あまり読まないジャンルですがたまには刺激になりいいですが僕には到底真似出来ないです。2011/08/05
K3
2
あれだけ富と名誉を手にした人を突き動かすものはなにか。富と名誉であればとっくに引退しているはずだ。2016/08/22
ままくー
1
幼少期から京都セラミックを創るまでの苦労は宿命で、会社建ててからの苦労は挑戦した結果生じたもののようだった。人間40年近くでここまで出来るのかと驚き。技術職から経営者へ。経営者になっても研究の現場に足を運び自ら提案する。完成は半年後なのか1年後なのかはたまた10年かかるのか…開発の仕事は我慢強くないと務まらない。「従業員の幸福の追求」「人類・社会の進歩発展」。難題に直面し、何が大事かとことん考え、出した理念。中途半端にいい人ぶってこれを口にしているわけじゃないから人がついていくんだろうな。2016/11/29