内容説明
継承されるべきものは何か。現代経済学に革命をもたらしたケインズ。没後50年を迎え、ケインズ経済学・政策の今日的意義と日本経済に与えた影響を、第一級の経済研究者が現代的視点から捉え直し、新鮮な解釈を展開する。
目次
第1章 ケインズ革命とは何であったか
第2章 ケインズ主義の終焉
第3章 戦後日本のケインズ派と反ケインズ派
第4章 ケインズ政策と戦後日本経済
第5章 ケインズと日本の経済政策
第6章 “政策論”としてのケインズ経済学
第7章 有効需要の原理
第8章 ケインズと日本の経済システム
座談会 「ケインズ」をどう生かすか