金融政策の経済学―「日銀理論」の検証

金融政策の経済学―「日銀理論」の検証

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  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532130381
  • NDC分類 338.3
  • Cコード C3033

内容説明

日銀の誤った政策がバブルを生み出し、平成不況を長期化させた。日本銀行のよって立つ「日銀理論」の問題点を解明し、経済を真に安定させる「マネーサプライ重視」への転換を提言する。

目次

序章 日本経済とマネーサプライ
第1章 マネーサプライとハイパワード・マネー(マネーサプライとその増減;ハイパワード・マネーとその増減)
第2章 貨幣乗数の理論(民間銀行の預金創造;準備預金制度とマネーサプライ)
第3章 金融政策とマネーサプライ(金融政策の手段;コール・手形市場と銀行行動;金融政策とコール・手形市場)
第4章 七三~七四年のハイパーインフレと日銀理論(固定相場制度下の金融政策;七三~七四年のハイパーインフレとマネーサプライ)
第5章 伝統的日銀理論と小官=堀内の批判(日本銀行の伝統的考え方;伝統的考え方の問題点)
第6章 精緻化された日銀理論とその問題点(日銀の金融市場調節のメカニズム;準備需要の金利弾力性と金融調節)
第7章 マネーサプライのコントロール(マネーサプライ重視期のマクロ経済;マネーサプライのコントロール・メカニズム)
第8章 バブル経済と金融政策(マネーサプライの拡大と「バブル」の発生;マネーサプライ重視へのためらい)
第9章 マネーサプライ論争(日本銀行の金融政策に対する批判;日銀関係者の反論の検証)