日経文庫
経済数学入門―経済学入門シリーズ

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  • サイズ B40判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532110826
  • NDC分類 331.19
  • Cコード C1233

内容説明

経済学の理解に不可欠な数学をわかりやすく解説。数式は最小限に抑え、経済学でどのように使うかまでを丁寧に紹介します。「酔っ払いの足の動きから確率を学ぶ」「一を聞いて十を知ることは微分を学ぶことと同じ」など、身近な事例を用いてわかりやすく説明します。証明等の細部にはこだわらず、結論を明快に提示。経済学を学ぶ上で利用価値の高い定理、命題、公式等が満載です。

目次

1 微分と積分(微分の効能;関数とグラフ―「関係」を捉える;関数の極限;微分とその応用;積分とその応用)
2 確率の考え方(確率とは?―偶然性の科学;事象と確率;条件付き確率とベイズの定理―情報の役割を考える)
3 確率論の展開(確率変数と独立な試行;確率関数と確率密度関数;大数の法則とその応用)

著者等紹介

佐々木宏夫[ササキヒロオ]
1956年東京生まれ。79年信州大学理学部数学科卒業。81年一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了(同博士後期課程進学)。87年ロチェスター大学大学院経済学研究科博士課程修了、Ph.D.(経済学博士)取得。同年名古屋市立大学経済学部専任講師(90年より助教授)。93年早稲田大学商学部助教授(96年より教授)。97‐99年大蔵省(現財務省)大臣官房専門調査官兼財政金融研究所主任研究官。2001‐03年ライス大学(米国)経済学部客員教授。早稲田大学商学学術院教授。専攻は理論経済学、ゲーム理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ハム太郎

0
``経済数学の入門書''ではなく, (経済に使われる)``数学の入門書''だったので拍子抜け. 経済への応用を扱った部分としては, 生産関数と利潤の最大値, ランダム・ウォークと株式市場の効率性, 新薬開発と株価の関係のベイズの定理を用いた解析, 平均=分散解析, 保険と大数の法則と多くはないが, 説明が丁寧でそれなりに楽しめた.2014/08/17

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