出版社内容情報
訴訟事件ともなり、企業イメージを台無しにする危険もあるセクシュアル・ハラスメント問題。社会人がもつべきセクハラについての常識から、企業のリスク管理としてのセクハラ対策まで第一人者がわかりやすく解説。
内容説明
セクシュアル・ハラスメント対策は企業のリスク管理上重要な問題です。セクシュアル・ハラスメント事件が、従業員のモラールダウンや消費者の不買運動、企業のイメージダウンにつながる恐れがあります。問題を起こさないための意識改革が何より大切ですが、もし起きてしまったときにすばやく適切に対応できる社内体制作りも重要です。本書は、国内や海外の事例や判例を数多く取り上げ、より深い理解が得られるよう工夫しました。
目次
1 企業とセクシュアル・ハラスメント(身近になったセクハラ問題;セクハラに対する日本企業の認識;企業に及ぼす負の影響 ほか)
2 セクシュアル・ハラスメントとは(セクシュアル・ハラスメントの歴史的な経緯;セクシュアル・ハラスメントの定義;セクシュアル・ハラスメントをめぐる法律問題 ほか)
3 ケースに学ぶセクシュアル・ハラスメント(企業責任が認められた「福岡事件」まで;急増、高額化するセクハラ訴訟)
4 企業のセクシュアル・ハラスメント対策(企業のセクシュアル・ハラスメント対策の現状;セクハラ対策の社内体制づくり;事件発生後の対応 ほか)