出版社内容情報
《内容》 小児科診療の特異性は，新生児・乳児・学童・思春期と，出生から成熟までの成長発達過程を理解することにある．本巻では，先天異常をはじめ，分娩外傷，未熟児網膜症などの新生児期の管理から，乳児期に多い腸重積，思春期にみられる摂食障害まで幅広い疾患を1冊にまとめた．
小児の特徴は成長，発達することである．これら小児科診療の本質を見据え，新生児期から思春期までの疾患すべてを収載．
内容説明
本書は、多領域にわたる小児医学を理解するために３章構成となっている。「小児の健康・保健・医療」のなかでは、行政が関わる健康診査、予防接種と学校保健が中心に語られ、「小児の検査とその解釈」では、診療に必要な検査がまとめられている。そして「どんな疾患があるのか」では、救急医療、先天異常をはじめ、新生児の管理、消化器・呼吸器・循環器・内分泌疾患、感染症など、診療で遭遇するさまざまな疾患を、レアケースも含めて、それぞれの専門家に執筆してもらっている。編集方針に沿い、最新かつ正確な医学知識の提供と、看護診断・計画・記録を実践するために、イラスト、写真を多く使い、充実した内容になっている。
目次
第１章 小児の健康・保健・医療（小児の栄養；健康診査と保健指導；予防接種 ほか）
第２章 小児の検査とその解釈（尿検査；便検査；髄液検査 ほか）
第３章 どんな疾患があるのか（小児の救急；先天異常、遺伝性疾患；新生児の管理と疾患 ほか）
著者等紹介
日野原重明［ヒノハラシゲアキ］
聖路加国際病院理事長
井村裕夫［イムラヒロオ］
前京都大学総長
岩井郁子［イワイイクコ］
聖路加看護大学教授
北村聖［キタムラキヨシ］
東京大学助教授
原寿郎［ハラトシロウ］
九州大学教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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