出版社内容情報
《内容》 自閉症,AD/HD,ひきこもり,いじめなど,こどものこころの問題は現代社会の課題です.本書には,最近の研究から分かってきたケアやアセスメントの方法,豊富な臨床経験に基づくこどものケアのポイントが満載されています.
《目次》
第1章 児童精神医学の変遷と医療の現状
1.児童精神医学の歴史
2.現代の児童青年精神科医療の課題と展望
第2章 成長・発達と影響因子
1.健常児の成長と発達
2.心理テスト
3.脳波・身体などの検査
4.こどもの発達障害と不適応行動(適応障害)
第3章 関連機関・スタッフの業務と連携
1.教育との連携
2.保健福祉との連携-児童相談所,保健所,精神保健福祉センター,健康福祉相談窓口等
3.ヘルスケアチーム
第4章 こどものこころのアセスメントとケア(総論)
1.アセスメントの実際
2.薬物療法,精神療法,生活・行動療法
3.看護にかかわる問題点
第5章 児童精神科看護に必要な障害の知識と看護のポイント
1.自閉症障害(自閉症)
2.チック,トゥレット症候群
3.レット症候群
4.アスペルガー症候群
5.注意欠陥/多動性障害(AD/HD)
6.児童虐待と関連障害
7.摂食障害
8.不安障害
9.身体表現性障害
10.解離性障害
11.気分障害
12.統合失調症
13.てんかん
14.不登校
第6章 小児の身体疾患と精神看護