出版社内容情報
新会社法下の企業統治のあり方について、委員会設置会社と監査役設置会社の総合的な比較を行い、選択時の考え方や対応方法を示唆するもの。
内容説明
米国型か従来型か?統合的・多角的に検討。二つの全面的な対比にとどまらず、特別取締役による取締役会、社外取締役ならびに株主代表訴訟制度など、他の多くの要因まで視野に入れて幅広く検討。
目次
第1章 コーポレート・ガバナンスのあり方
第2章 従来型の監査役設置会社と米国型の委員会設置会社の比較と選択
第3章 社外取締役および特別取締役による取締役会
第4章 委員会設置会社
第5章 取締役の責任軽減と従来型の監査役の権限と独立性の強化
第6章 株主代表訴訟をめぐる近時の新動向
著者等紹介
小林秀之[コバヤシヒデユキ]
石川県生まれ。東京大学法学部卒業。一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。専攻は民事訴訟法・国際民事訴訟法・製造物責任法
和仁亮裕[ワニアキヒロ]
京都府生まれ。コロンビア大学ロースクール修士課程修了(LL.M.)。現在、弁護士。ニューヨーク州弁護士。外国法共同事業法律事務所リンクレーターズ、一橋大学大学院国際企業戦略研究科非常勤講師
田中成志[タナカシゲシ]
東京都生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科修士(民法)。現在、弁護士。青木・関根・田中法律事務所
橋長廉人[ハシナガヤスト]
兵庫県生まれ。東京大学法学部卒業。2000年デューク大学ロースクール修士課程修了(LL.M.)。現在、弁護士。ニューヨーク州弁護士。外国法共同事業法律事務所リンクレーターズ
永井真美子[ナガイマミコ]
東京都生まれ。京都大学法学部卒業。現在、弁護士。外国法共同事業法律事務所リンクレーターズ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。