医療機関の個人情報保護対策

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  • サイズ A5判/ページ数 274p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784502928406
  • NDC分類 498.12
  • Cコード C1032

出版社内容情報

医療の場にはあらゆる面で高度な個人情報が集中するが、そこでの個人情報保護法対策を詳述する。ISOの認証取得までを視野に入れて、医療機関の対応の具体例も含めて収録する。

内容説明

医療機関が扱う情報はセンシティブ情報としてプライバシーの機微にわたるため、もし漏洩した場合の影響が甚大といえます。しかし、急ピッチで体制整備を進めている企業に対し、医療の現場での対応は、けして十分とはいえない。本書は、病院等における個人情報保護について、背景、実務対応、事例までを含めて統一的に取り上げている。特に、執筆者が関係した導入の事例は、これから取り組む企業にも参考になるはず。また、リスクマネジメントの点からも、医療関係者必読の書となっている。

目次

第1部 医療機関で必要な個人情報保護(なぜ今、個人情報保護なのか;個人情報保護の必要性と医療での活用法)
第2部 米国における個人情報管理(米国の医療機関における個人情報保護の取組み;HIPAA法のプライバシールール)
第3部 個人情報管理の実務対応(企業の対応から学ぶ個人情報管理;医療機関における個人情報保護法への対応 ほか)
第4部 病院における取組みの事例(河北総合病院の取組み;宮本形成外科の事例)
第5部 資料(個人情報の保護に関する法律;医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン)

著者等紹介

真野俊樹[マノトシキ]
医学博士・MBA。1961年名古屋市生まれ。1987年名古屋大学医学部医学科卒業。1995年米国コーネル大学薬理学研究員。2000年英国レスター大学大学院でMBA取得。2004年法政大学経営大学院後期博士課程終了、京都大学博士(経済学)。国立医療・病院管理研究所協力研究員、昭和大学医学部公衆衛生学(病院管理学担当)専任講師、大和総研主任研究員を経て、多摩大学大学院経営情報学科客員教授。名古屋大学医学部医療情報部非常勤講師・客員研究員。日医総研客員研究員
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