衛藤瀋吉著作集〈第10巻〉佐藤栄作

個数:

衛藤瀋吉著作集〈第10巻〉佐藤栄作

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 282p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784497203113
  • NDC分類 081.6
  • Cコード C3323

出版社内容情報

華やかに行われた万博と血と泥にまみれた大学紛争……、戦後民主主義や高度成長の矛盾が一挙に噴出した時代に、内外の問題に悩まされつつも長期政権を維持し、沖縄返還の大事業を成し遂げた首相・佐藤栄作(在任1964~72)の伝記。山口での奔放な少年時代から、鉄道官僚としての業績、実兄・岸信介との愛憎、対中秘密外交を経て、ノーベル平和賞受賞に至るまでの「非凡なる凡人」の生涯を、著者独自の人間観察に基づき、躍動感溢れる筆致で魅力的に描き出す。なお本書は、1989年に時事通信社より「日本宰相列伝」中の1巻として出版された『佐藤栄作』に改訂を施し、関連する短文3篇を付したものである華やかに行われた万博と血と泥にまみれた大学紛争……、戦後民主主義や高度成長の矛盾が一挙に噴出した時代に、内外の問題に悩まされつつも長期政権を維持し、沖縄返還の大事業を成し遂げた首相・佐藤栄作(在任1964~72)の伝記。山口での奔放な少年時代から、鉄道官僚としての業績、実兄・岸信介との愛憎、対中秘密外交を経て、ノーベル平和賞受賞に至るまでの「非凡なる凡人」の生涯を、著者独自の人間観察に基づき、躍動感溢れる筆致で魅力的に描き出す。なお本書は、1989年に時事通信社より「日本宰相列伝」中の1巻として出版された『佐藤栄作』に改訂を施し、関連する短文3篇を付したものである

Ⅰ 佐藤栄作
まえがき
1 生い立ち
2 門司鉄道局時代
3 本省時代
4 政治の世界へ
5 総理への道
6 宰相栄作
7 落暉
おわりに―この非凡なる凡人
略年譜
参考文献
Ⅱ 佐藤栄作をめぐって
佐藤・ジョンソン会談の評価と今後の課題
栄作と五郎
民主主義は倫理的規範たりうるか
初出一覧
著者に聞く(衞藤瀋吉+石井明+平野健一郎)

内容説明

どこといってとりえのない栄作が、なぜ急速に保守党のなかでおのが派閥をつくって、総理にまでなり、晩年はさらにノーベル平和賞まで受賞するに至ったか、筆者の詮索癖、好奇心をいちじるしく刺激するものがあった。結果として本書は、人間栄作論になってしまった。…筆者の栄作研究が進むに従い、「腹黒い」とか「早耳の佐藤」とか、総理当時、マスコミで噂されていたイメージ、やや暗くて冷たい、官僚そのものの栄作像とは、かなり違ったものが浮かび上がってきた。本書を読まれる読者諸君は、右のような世間に流布している栄作像と、筆者が本文で描き出した栄作像との、いずれが正しいか判断していただきたい。

目次

1 佐藤栄作(生い立ち;門司鉄道局時代;本省時代;政治の世界へ ほか)
2 佐藤栄作をめぐって(極東情勢と沖縄;佐藤・ジョンソン会談の評価と今後の課題;栄作と五郎;倫理としての民主主義)

著者等紹介

衛藤瀋吉[エトウシンキチ]
1923年、旧満州奉天生まれ。東大法学部在学中、学徒動員で陸軍へ。広島にて被爆。復員後、東大法学部卒業。東京大学東洋文化研究所助手、東京工業大学助教授、東京大学教養学部助教授を経て、同教授。この間、コロンビア大学東アジア研究所高級研究員、プリンストン大学客員教授、ハワイ大学客員教授も務める。東京大学退官後、青山学院大学教授、亜細亜大学学長、東洋英和女学院院長を歴任。アジア政経学会理事長、アジア研究協会理事長なども務める。現在、東京大学名誉教授、北京大学客座教授。第一回吉野作造賞、第七回福岡アジア文化賞(学術研究賞)受賞。紫綬褒章・勲二等瑞宝章受章
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。