業績格差と無形資産―日米欧の実証研究

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492601792
  • NDC分類 336.83
  • Cコード C3033

出版社内容情報

日米欧の産業内業績格差の重要な要因が研究開発などの無形資産投資であることを明らかにする。同時に無形資産はリスクも孕む「諸刃の剣」であることをデータから検証していく。

内容説明

勝負の分かれ目は見えざる資産“研究開発支出”にあり。日米欧の産業内業績格差を計測し、その要因を分析。経営、財務、会計のミッシングリンクを埋める最新「企業版格差」研究。

目次

序章 企業版の格差研究
第1章 利益率格差のグローバル・マクロ分析
第2章 日米欧の産業内利益率格差
第3章 無形資源による産業内利益率格差の解明
第4章 日米欧の産業内PBR格差
第5章 無形資産による産業内PBR格差の解明
第6章 無形資産と会計制度設計
終章 総括と展望

著者等紹介

中野誠[ナカノマコト]
一橋大学大学院商学研究科准教授。一橋大学博士(商学)。1968年東京生まれ。90年一橋大学商学部卒業。95年同大学院商学研究科博士課程修了。横浜市立大学助教授、ルーヴァン・カトリック大学客員助教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科助教授を経て、2007年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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moriken

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中野教授の本さらっと読んでみました。なぜ企業の業績格差が生じるのかという、ある意味商学の究極的な問いに対してマクロ、ミクロ両面から計量的なアプローチがなされていて新鮮でした。業績格差の説明要因として無形資産を設定されているのは非常に意欲的だと思います。無形資産は研究開発費や特許料など限られた指標でしか計測できないので、計量分析するのはやはり困難みたいですね。2017/01/12

Daisuke NAKAMURA

0
うーん、と思うところもある。でもこの手の研究は難しいからなあ。あまり足を踏み入れたくないのだが、いい加減やらざるを得ない状況であったりもする。2013/05/27

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