なぜ、日本人はモノを買わないのか?―1万人の時系列データでわかる日本の消費者

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なぜ、日本人はモノを買わないのか?―1万人の時系列データでわかる日本の消費者

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  • サイズ A5判/ページ数 202p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492557297
  • NDC分類 675.2
  • Cコード C3034

出版社内容情報

1万人の大規模調査でみえた日本人の買いもの遍歴。それにもとづき売れるキーワード・キーパーソンを整理し、心を動かすヒントを提言

1万人の時系列データで、日本人の「欲望とジレンマ」を見える化する!!!

◎選ぶのが面倒だから、とりあえず一流ブランド

◎7割の人がモノを買うとき、情報が多すぎて困惑

◎ネットを使いつつ、リアル店舗に回帰する若者

◎流行にすぐ飛びつかず、様子見する人が増加

◎おひとりさま女性は50代から財布の紐が固くなる

「生活者1万人アンケート調査」で明らかになる消費者の“買いもの遍歴”。
O2O、エシカル消費、情報疲労、シェアほか、消費者攻略の最先端キーワード、そして日本人のあまりにリアルなデータが満載!

第1章 日本人の欲望とジレンマを「見える化」する 
第2章 キーパーソンとなる消費者プロファイル
第3章 情報疲労時代のマーケティングストーリー

巻末付録 日本人の平均データ

【著者紹介】
松下 東子(マツシタ モトコ)
NRI 主任コンサルタント
経営コンサルティング部マーケティング戦略グループ主任コンサルタント。1996年東京大学大学院教育学研究科教育心理学専攻修了、同年野村総合研究所入社。以来、一貫して消費者の動向について研究し、企業のマーケティング戦略立案・策定支援、ブランド戦略策定、需要予測、価値観・消費意識に関するコンサルテーションを行う。初回より「生活者1万人アンケート調査」(1997年~)の調査設計・分析に携わる。
現在、マーケティングを見える化するためのデータとシステムを提供する「Insight Signal」(http://www.is.nri.co.jp/)を担当し、日本企業のマーケティングプロセスの改革に取り組む。

内容説明

O2O/エシカル消費/情報疲労/シェアほか、消費者攻略の最先端キーワードが満載!「生活者1万人アンケート調査」で明らかになる、日本人のリアルな“買いもの遍歴”

目次

第1章 日本人の欲望とジレンマを「見える化」する(消費者は情報疲労している;将来への不安から高まる生活防衛意識;「こだわり」の強さが生むメリハリ消費 ほか)
第2章 キーパーソンとなる消費者プロファイル(消費しない?実はお金を使っている若者 18歳以上29歳までの未婚男女:約1280万人;消費のけん引役?実はモノへのこだわりが薄いアクティブシニア 「健康状態が日常生活に影響がない」65歳以上のシニア:約2500万人;消費の焦点は「子ども」と「暮らし」―増加する共働き子育て世帯 妻20~40代の子どもがいる共働き夫婦:約560万組 ほか)
第3章 情報疲労時代のマーケティングストーリー(選択肢スクリーニングで意思決定を支援せよ;リアル店舗で五感・直感に訴求せよ;「お試し」体験で背中を押せ ほか)

著者等紹介

松下東子[マツシタモトコ]
経営コンサルティング部マーケティング戦略グループ主任コンサルタント。1996年東京大学大学院教育学研究科教育心理学専攻修了、同年野村総合研究所入社。以来、一貫して消費者の動向について研究し、企業のマーケティング戦略立案・策定支援、ブランド戦略策定、需要予測、価値観・消費意識に関するコンサルテーションを行う。初回より「生活者1万人アンケート調査」(1997年~)の調査設計・分析に携わる。現在、マーケティングを見える化するためのデータとシステムを提供する「INSIGHT SIGNAL」を担当し、日本企業のマーケティングプロセスの改革に取り組む

日戸浩之[ニットヒロユキ]
経営コンサルティング部マーケティング戦略グループ・グループマネージャー、上席コンサルタント。1985年東京大学文学部社会学科卒業、同年野村総合研究所入社。1996年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。専門はマーケティング戦略立案、生活者の意識・行動分析、サービス業(教育、人材関連)の事業戦略など。現在、北陸先端科学技術大学院大学客員教授を兼務

濱谷健史[ハマタニケンジ]
経営コンサルティング部マーケティング戦略グループ副主任コンサルタント。2010年京都大学大学院情報学研究科数理工学専攻修了、同年野村総合研究所入社。専門はマーケティング戦略立案、需要予測、生活者の意識・価値観・行動分析など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

としP

27
【祝450冊目】《プレミアム消費》「高くても自分のお気に入りにこだわる」と考える消費が増えている。「とにかく安いものを」は減っている。《30〜50代で年収が500万円以上の独身男性は会社に対する忠誠心が失われていない》私には全く忠誠心がない…。《年収500万円以上の独身男性はFacebook派、年収300万円未満はTwitter派》「Facebookの方が人脈を築く上で有効だ」ということらしいが、私個人としては何も意識してない…。《カスタマイズによる「自分らしさ」》「ライフスタイル」が重要なってるようだ。2017/04/26

犬こ

18
大量消費時代の終焉により、消費者はブランド思考から、自分に合ったものの購買へ転向。そんな中、かたや情報過多時代、何を選んだらよいか分からない状況の中、企業は各消費者に向け、情報の提供方法をどう導いていくかが課題です。2013年の本なので、データがちょっと古いですが参考になる考えはところどころあります。情報は刻一刻と成長し続けています…2017/06/06

ダンボー1号

9
数日前に読んだはずが未登録に。統計メインのなぜモノを買わないかはマーケティングに使えそうです。若い人のモノ離れといわれますがそれは同時に全世代でも進んでいるでしょう。色んなライフスタイルの個人家族の生活モデルはしっくりきます。2015/12/26

koji

5
消費者プロファイルの描写は的確です。結局日本人は4つの消費スタイルのうち「利便性消費」に向かっているようですね。ただ周りには「徹底探索消費」も結構いて、ずいぶん長い時間をかけて「一つの物」を購入しますが、後悔することも多いようです。まさに「情報疲労症候群」ですね。「プレミアム消費」型も見ます。こだわりでしょうが、ややKY的な人が多い感じです。私は、価格は気にするが、PBよりNBで、単なる「安さ納得消費」ではありません。本書は現在のマーケティング動向を、キーワードでおさらいできる手軽な教科書といった感じです2014/05/16

espoir

4
男性の「独身貴族」と言われている層についての文章は知り合いを思い浮かべながら読んだ。興味がある“ワンランク上の消費”についての文章も学ぶところが多かった。2017/01/26

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