総合スーパーの興亡―ダイエー、ヨーカ堂、ジャスコの戦略

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総合スーパーの興亡―ダイエー、ヨーカ堂、ジャスコの戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492556894
  • NDC分類 673.8
  • Cコード C3034

内容説明

小売企業は、どう動くのか。明暗を分ける決定因は何か。独自調査と結束力で、「ゆとり世代」が経営戦略を問いなおす。

目次

第1部 店長(やっぱり店長さんでしょ!;店舗調査実況中継;あれ?)
第2部 本社企画(出店政策;経営管理;組織体制;単独決算から連結決算へ)
第3部 経営者(ダイエー・中内功さん;ジャスコ・岡田卓也さん;イトーヨーカ堂・伊藤雅俊さん・鈴木敏文さん)
結論 ダイエーはなぜ潰れてしまったのか?

著者等紹介

三品和広[ミシナカズヒロ]
1959年愛知県生まれ。82年一橋大学商学部卒業。84年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了、89年ハーバード大学文理大学院企業経済学博士課程修了。89年ハーバード大学ビジネススクール助教授、北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科助教授等を経て、神戸大学大学院経営学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ito

47
本書は2つの視点で楽しめた。先ず、総合スーパー3社の戦略ケースとして、2つ目はこのケースが神戸大学の学生のグループワークの成果であることだ。小売業のケースとして大変面白く読めたし、分析も本質をつかもうとする姿勢が見られて、小売業界を知らない私には参考になった。第3章について、経営者の事業観が育った環境にあるとする分析は若干急ぎ過ぎだと思う。しかし本書がゼミ生12人のリレー方式で書かれており、実地と分析を繰り返す作業を通して成長する姿を見ることができたのは、大変頼もしく感じた。2013/10/08

てつてつ

2
時間かかりましたが、読破です。日本メジャースーパーを比べられてまた、今後の展望が書かれていて面白かった。」卒論って自分は経験ないけどこんなかんじなんでしょうかねぇ^^2014/10/22

あつもり

2
店長次第で店の業績が左右されるかの検証が良かったです。店長ではなくて、ある事実が店の業績を大きく左右しており、その事実に基づくスーパーそれぞれの戦略があり…という流れに引き込まれました。2014/01/16

watershed

1
ダイエーが何故破綻したかの論拠が説得力がある。また、ヨーカ堂・ジャスコが成長を続けた理由だけでなく、今後どんな課題にぶち当たるのかという理解に役立つ。 オーケストラ・ジャズセッションとの対比でゆとり世代をヒップホップになぞらえる三品先生の温かい視点も良い。日本の長期停滞解消には意欲と能力ある40歳以下の層を生かせるかにかかってあることを確信させる本。2021/01/11

はんま

1
 神戸大学経営学部の三品教授のゼミ生による総合スーパー三社の経営戦略を比較・分析した本。地道な作業や、調査の為に全国各地に足を運ぶ熱意を見て、ここまでやるかと圧倒され、仮説を立てて論証する作業をチームで分業して擦りあわせる、1人1人の思考力、とチーム力に驚かされた。(余談だけどキャラ濃い人が多かった)  議論の道筋の立て方、表現手法は、三品教授の影響を存分に受けている。大学生でそれが出来るのはすごいと感じつつ、三品教授のクオリティーは(さすがに)出せない分、悪く言えば「真似事」に終始した印象。でもすごい。2016/02/04

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