内容説明
組織に依存する時代は終わり、一社でキャリアを終えるのが当たり前ではなくなった。個人で何か専門的な知識や技術を身に付け、組織に関係なく生計を立て、キャリアを積んでいくプロフェッショナル、なかでも世界に通用する“国際派”プロフェッショナルという生き方がますます注目されている。本書では、「世界級」のキャリアをもつ著者二人の経験をもとに、「国際派プロ」とはどういう人か、そこにいたるまでのキャリアステップ、そして「現場力」「表現力」「時感力」「当事者力」「直観力」という国際派プロに必要な5つの力を身に付けるためのアクションプランを示す。
目次
序 “国際派”プロフェッショナルのすすめ
1 “国際派”プロフェッショナルの時代(ハードだが充実感ある「国際派プロ」という生き方;世界という“競技場”で勝負する)
2 「国際派プロ」になるためのキャリアステップ(二〇代まで(学生時代)の過ごし方
二〇代(キャリア形成期)の過ごし方 ほか)
3 「国際派プロ」に必要な五つの力(「現場力」を磨く;「表現力」を磨く ほか)
著者等紹介
黒川清[クロカワキヨシ]
東京大学医学部卒業。同大学院医学研究科修了(医学博士)。69年渡米。ペンシルバニア大学医学部生化学助手、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)医学部内科助教授、南カリフォルニア大学医学部内科準教授を経て、79年UCLA医学部内科教授。その間、カリフォルニア州医師免許、米国内科専門医、同内科腎臓専門医免許取得。83年帰国し、89年東京大学医学部第一内科教授。96年東海大学教授、医学部長。97年東京大学名誉教授。2002年東海大学総合医学研究所長。東海大学総合科学技術研究所教授、東京大学先端科学技術研究センター客員教授、WHOコミッショナー。2003年より日本学術会議会長、内閣府総合科学技術会議議員。内閣府、文部科学省、厚生労働省、経済産業省の委員等を多数歴任
石倉洋子[イシクラヨウコ]
上智大学外国語学部英語学科卒業。フリーの通訳等を経て、80年バージニア大学大学院にて経営学修士(MBA)、85年ハーバード・ビジネス・スクールにて経営学博士(DBA)取得。85年よりマッキンゼー・アンド・カンパニーにて、日本の大企業の戦略・組織・企業革新のコンサルティングに従事。92年から青山学院大学国際政治経済学部教授。2000年より一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。日本郵政公社社外理事、ボーダフォン株式会社非常勤取締役等を歴任。2005年より日本学術会議副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とある内科医
yori
なかけー
くまねずみ
みこりん