出版社内容情報
次々と情報革新を成し遂げるアメリカ企業と出遅れる日本企業。その差はどこにあるのか?ナレッジ・マネジャーを養成し、社内情報の共有化に成功するコツを紹介。
内容説明
電子メールやデータベースの導入だけでは情報共有は進まない。ナレッジやノウハウを共有するための新しいマネジメント論。その第一歩は「ウィークリー・メッセージ」から始まる。
目次
はじめに マネジャーからナレッジ・マネジャーへ
第一の心得 情報機器の扱いではなく情報の扱いに熟達する
第二の心得 データ、ナレッジ、ノウハウを区別して扱う
第三の心得 膨大なデータのなかから直観的に要点をつかみ取る
第四の心得 生きた言葉でメンバーにナレッジを伝える
第五の心得 協働作業を通じてノウハウの共有を進める
第六の心得 情報ボランティアの企業文化を育てる
第七の心得 職場に相互理解による共感の場を生み出す
おわりに 「こころの生態系」のマネジメントへ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mura_海竜
3
1999年の著。今のfacebookやtwitterのような「ウィークリーメッセージ」を部やグループに発信して共感・共有する。2012/01/12
まふ
1
1998年に書かれたコンピュータ時代のナレッジマネジメントに関する提言。まあ、そうかな、という程度。さしたる感想もない。2002/07/28
kasumi
1
1999年に発行された書籍であることに驚き。そんな前からこういう考え方があったんだ。ノウフー・ベース、情報ボランティアというものは今でも必要だと思う。出し惜しみのない行動が、アイデアや情報を呼び寄せると信じていきたい。2017/03/14
すずきん
0
パソコン普及期の一冊。職場に一人一台のパソコンや電子メールが導入された際の情報共有の心がけから始まる。本質的な部分は普遍だし、役に立たないことはないんだけど出鼻はくじかれた。2015/05/05
kwy8791
0
日常にPCが入り込んできたときの戸惑いに対する一考察かな。当時はこんなだったんだろうと推測できる一冊2010/10/03