大恐慌と現代資本主義―進化論的アプローチによる段階論の試み

大恐慌と現代資本主義―進化論的アプローチによる段階論の試み

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 325p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492441992
  • NDC分類 337.99
  • Cコード C3033

出版社内容情報

1930年代のアメリカ大恐慌の原因をさぐり、第2次大戦後のアメリカの覇権確立から衰退の過程を分析して、その中で現代経済社会のもつ諸問題の淵源と構造を解明。

内容説明

資本主義進化の段階論の構築。世界大恐慌の発生と国際金本位制崩壊の原因の究明をつうじて、資本主義の歴史的変化を新たな視点から捉え直す。

目次

第1章 大恐慌の原因(1)―寡占価格の下方硬直性と経営者優位の労使関係
第2章 大恐慌の原因(2)―金融不安定性
第3章 大恐慌の原因(3)―中心国の交代とその不在
第4章 大恐慌とは何であったのか
第5章 大恐慌防止体制の模索―ニューディール期の制度改革
第6章 大恐慌防止体制の確立とその行き詰まり