バイオテクノロジーの経済学―「越境するバイオ」のための制度と戦略

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バイオテクノロジーの経済学―「越境するバイオ」のための制度と戦略

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  • サイズ A5判/ページ数 305p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492394656
  • NDC分類 460
  • Cコード C3033

内容説明

本書は、「企業と産業の経済学」という自己の専門分野と、「バイオテクノロジー」という別の部分画像との関連性に気づいた一人の研究者による、研究のとりまとめである。バイオテクノロジーおよびその他のサイエンス型産業の登場は、科学技術政策や経営戦略のあるべき姿を大きく変え、新たな課題を生み出している。本書では、そうした課題への基本的な考え方を明らかにすることを目指した。

目次

第1章 序論―科学技術の経済学
第2章 バイオ産業の広がり
第3章 基礎研究としてのライフサイエンス
第4章 バイオと産学連携
第5章 バイオと知的財産権
第6章 バイオとベンチャー企業
第7章 バイオ研究開発と「企業の境界」
第8章 バイオと医薬品産業
第9章 バイオと政策
第10章 残された諸問題

著者等紹介

小田切宏之[オダギリヒロユキ]
1969年京都大学経済学部卒業。1973年大阪大学大学院修士課程修了。1977年米国ノースウェスタン大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。一橋大学大学院経済学研究科教授。著書に『The Theory of Growth in a Corporate Economy』(Cambridge University Press、1981 日経・経済図書文化賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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えちぜんや よーた

17
自分で、経済学のブログを書いているため、 「ネタ探し」用に読んだ本です。 (今さらながら)「見えざる手」について 「見える手」として比較して言及しているところは、 上手だなと思いました。(P181) 「見えざる手」 →市場において売り手と買い手が、取引を行う仮想的な場。 「見える手」 →企業組織の巨大化に伴い人為的に資源配分を決定すること (いわゆる「マネジメント」) 2012/09/16

kojiziko

0
バイオテクノロジーの経済学読了。バイオ分野を主とした経済論やベンチャー企業について分かりやすく書かれており、経済学に関する知識がなくても読みやすかったです。ベンチャーに関する記述は基本的だが読んどいて損はないと思います。ただ、仕方ないですが情報は若干古いので要注意です。2011/03/22

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