出版社内容情報
主要先進国の中央銀行の一つの理論的バックボーンとなっている現代マネタリズムについて、フリードマンとブルンナー=メルツァーの二つの流れを対比しながら、理論的に解明。
目次
第1部 マネタリストと貨幣理論(貨幣理論の現状;フリードマンの“新貨幣数量説”;ブルンナー=メルツァーの貨幣理論)
第2部 マネタリスト・モデル(フリードマンの2つのモデル;ブルンナー=メルツァーの「富調整モデル」;補論―トービンの“ニュー・モデル”)
第3部 動学的調整過程(フリードマンの短期調整過程;ブルンナー=メルツァーの調整過程分析)