創元推理文庫<br> 黒後家蜘蛛の会〈4〉 (新版)

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創元推理文庫
黒後家蜘蛛の会〈4〉 (新版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 394p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488167127
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

まずは美食と談論、そして推理合戦。この様式美を長年守ってきた〈黒後家蜘蛛の会〉の集まりは、ときにささやかな例外に遭遇することもある。シリーズで唯一、女性が謎を持ちこむ「よきサマリア人」や、突然押しかけてきた若い客人の悩みを解決する「飛入り」など、変わり種エピソードが収められた第4巻でも、ヘンリーの給仕と推理の神業ぶりはいささかも揺るがない。12編の小粋なミステリを、いつでもどこでもお楽しみください。

アイザック・アシモフ[アイザック・アシモフ]
著・文・その他

池央耿[イケヒロアキ]
翻訳

内容説明

六人の教養自慢と給仕一名が集い、美食と雑談を楽しんだのち推理合戦を行なう。この様式美を長年貫く“黒後家蜘蛛の会”も、ときには例外に遭遇する。シリーズで唯一、女性が謎を持ちこむ「よきサマリア人」や、突然押しかけてきた客人の悩みを解決する「飛入り」など、第4巻には変わり種エピソードを収録。不測の事態にもヘンリーの給仕と推理の神業ぶりは決して揺るがない!

著者等紹介

アシモフ,アイザック[アシモフ,アイザック] [Asimov,Isaac]
1920年ロシア生まれ。3歳で家族とアメリカに移住しニューヨークで育つ。35年、15歳の若さでコロンビア大学へ入学。39年、SF雑誌に短編が掲載され作家デビュー。大学で生化学を教えるかたわら執筆を続けていたが、58年に専業作家となる。SF作家としての功績で名高いが、著作の分野はミステリや一般向けの科学解説をはじめとするノンフィクションなどまで多岐にわたり、その数も膨大である。92年没

池央耿[イケヒロアキ]
1940年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。英米文学翻訳家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kircheis

111
★★★★☆ 黒後家蜘蛛シリーズ第4弾。 ヘンリーの導く真相がストンと落ちる話が特に多く、唯一の女性ゲストや飛入り参加者などマンネリにならないよう細かな工夫もあってなかなか良かった。 毎回どれか1話にて、アシモフ自身が会話のネタにされるのだが、今回はハメット、チャンドラー、ウールリッチ等先輩作家の名前も話題にのぼっていて興味深い。 お気に入りはチェリーを4回投げたことがヒントとなる『バーにいた女』と、ヘンリーより先にルービンやアヴァロンが気付いてもおかしくなかった『ミカドの時代』の2編。2020/01/10

くさてる

22
安定の4巻。このあたりになるとミステリというより、アシモフ先生の雑学と教養を拝読しているだけのような気分になってくるのですが、それが面白いから問題なし。老婦人がなんとも可愛らしく後味の良い「よきサマリア人」、最後のヘンリーの言葉に留飲が下がる思いになった「飛入り」が良かったです。2018/11/28

agtk

14
このシリーズも第4弾に。内容も新しい趣向もあり、楽しい。今回は「証明できますか?」「四月の月曜日」「帰ってみれば」がよかった。2018/11/13

歩月るな

14
この時期にきてフレデリック・ダネイが世を去った後の84年の刊行、相変わらずタイトルをどうするかと言うあとがきが面白く、単行本初出し作品の数も一定を保つというサービス精神満点な内容の充実も素晴らしい第四集。「お土産をもらう」等のアメリカスラング的な俗っぽい表現が出てきたりするが原文どうなってるんだろう。『あしながおじさん』で「『若草物語』を読んでいない娘さんは居ない」という表現が出てくるが、今回は作中何気なく『若草物語』のネタバレがあったりしてアメリカ文化の土台を感じる。「無憂荘」と言えば『NかMか』かな。2018/11/12

qoop

12
謎解き部分がますますあっさりしてきたが、反対に筋立てはバラエティ豊か。推理というより衒学的なニュアンスを感じる作品がますます増えてきたとも感じるのだけれど、個人的にはむしろそちらの方が楽しめる。実際に楽曲を聴いてみたくなる〈ミカドの時代〉、知識はなくとも解決の方向性が読み取り易く感じた〈四月の月曜日〉、シリーズの中でもタチの悪さが際立つ謎と反対にエレガントな謎解きが対象の妙をなす〈飛入り〉などは特に。2019/02/26

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