創元推理文庫<br> 黒後家蜘蛛の会〈2〉 (新版)

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創元推理文庫
黒後家蜘蛛の会〈2〉 (新版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488167103
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

〈黒後家蜘蛛の会〉の会員たちは、毎月〈ミラノ・レストラン〉での晩餐会を楽しんでいた。毎回ゲストが持ちこむ謎を解決するため、会員は知恵と知識を総動員して推理する。だが、真相を言い当てるのは、決まって給仕のヘンリーだった! 知の巨人アシモフがミステリへの敬意と愛着を込めた連作短編集。第2巻には著者自身がモデルのゲストが登場する「追われてもいないのに」、ホームズ譚に挑戦する「終局的犯罪」ほか全12編を収録。

アイザック・アシモフ[アイザック・アシモフ]
著・文・その他

池央耿[イケヒロアキ]
翻訳

内容説明

六人の知的エキスパートと給仕一名からなる“黒後家蜘蛛の会”の晩餐会では、決まって難問・奇問が取りあげられる。会員たちが匙を投げた問題を鮮やかに解き明かすまでが、万事控えめな名給仕ヘンリーの役目なのだ。ミステリ愛にあふれた連作短編集の第2巻には、著者アシモフ自身がモデルのゲストが登場する話や、ホームズ物語が秘めた謎に挑戦する話など、全12編を収録する。

著者等紹介

アシモフ,アイザック[アシモフ,アイザック] [Asimov,Isaac]
1920年ロシア生まれ。3歳で家族とアメリカに移住しニューヨークで育つ。35年、15歳の若さでコロンビア大学へ入学。39年、SF雑誌に短編が掲載され作家デビュー。大学で生化学を教えるかたわら執筆を続けていたが、58年に専業作家となる。92年没

池央耿[イケヒロアキ]
1940年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kircheis

129
★★★☆☆ 相変わらずのシリーズ第2弾。 ブラック・ウィドワーズの面々の会話が癖になる。 謎解きのカタルシスは前作よりアップしているようにも感じられる。 ただ、会話がかなり専門的な分野にわたっており、読むのに頭を使う話もあるので注意。 若干のマンネリ感は否めないものの総じて楽しめた。 特に、自身を投影させたゲストが登場する『 追われてもいないのに』、単純ながら結末が1番スッキリした『三つの数字』、今でいう「ネットで調べた」的なオチが笑える『東は東』辺りがお気に入り。2020/01/06

nemuro

50
連作短編集(全5巻60編)第2集。奥付に「1978年7月14日 初版/2015年12月11日 32版」「新版 2018年6月15日 初版/2020年9月11日 3版」。冒頭「まえがき」があり各編にも「あとがき」。作品の裏話を披露していて愉しい。実在のクラブ<戸立て蜘蛛の会>がモデルの<黒後家蜘蛛の会>。北米が原産の毒グモ。和訳というか学名・分類(英名はブラックウィドウ。ヒメグモ科ゴケグモ属のクモの総称)なのでやむなしとも言えるが漢字で“後家蜘蛛”って。原題<ブラック・ウィドワーズ>のままでもよくはないか。2021/06/11

stobe1904

31
【アシモフの傑作シリーズ2作目】前作同様、黒後家蜘蛛の会でゲストが提起する日常の謎を、ウェイターのヘンリーが鮮やかに解く。派手さはないのだが、安定した面白さは健在。中でも『鉄の宝玉』と『時候の挨拶』がお気に入り。3作目も読む予定リスト入り。★★★★☆2018/12/09

Tsukamo

28
シリーズ第二巻。アシモフならではの豊富な知識が惜しげもなく盛り込まれているからパターン化していても全く飽きず、寧ろ安心して読める。金庫の番号を解読する「三つの数字」、手紙が書かれた年月日を当てる「十三日金曜日」、シャーロックホームズ作品に焦点を当てた「終局的犯罪」が特に好み。しかし恥ずかしながらホームズものを一篇も読んだことがないのでこれを機に近い内に読みたい。またアシモフ自身をモデルにしたゲストが登場する一篇もあり、余すところなく楽しめた一冊だった。2018/07/06

くさてる

23
6人の知的エキスパートが集まり、一つの謎に取り組むものの、正解にたどり着くのは、忠実な給仕のヘンリー。フォーマットがしっかり固まっているからこそのお約束な展開が、安心できます。そして取り上げられている謎が幅広くて面白い。個人的なお気に入りはシャーロキアンがネタの「終局的犯罪」なるほど!と膝を打った「省略なし」喫煙を巡る会話が思わぬ謎にたどり着く「禁煙」でした。2018/08/16

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