出版社内容情報
イエスに寄せるいたましい思い,内なる罪への悔悛――人間の永遠のテーマ,罪,死,新生に対してバッハが込めた思いを,一曲一曲,音楽の襞へと分け入り分析する。
内容説明
イエスに寄せるいたましい思い、内なる罪への悔俊―。バッハの音楽の襞へと分け入る、画期的な作品研究。
目次
序論(受難と受難曲の歴史―バッハまで;《マタイ受難曲》の資料と作曲年代;ピカンダーによる自由詩 ほか)
本論(花婿が、小羊のように―冒頭合唱曲の世界〈第1曲〉;受難の預言〈第2曲―第4曲b〉;香油を注ぐ女〈第4曲c―第6曲〉 ほか)