出版社内容情報
メディアやテクノロジーと芸術の関係をめぐる問題を考えるとともに、生命記号論によって鼓舞される新たな宇宙をみすえつつ、記号論の未来的な可能性を探る。
内容説明
メディアと交錯する身体と芸術、宇宙に意味を回復する生命記号論。―今こそ、記号学的発想の根源に迫る。
目次
対論:メディア・メタモルフォーシス
生命記号論と内部観測
記号・生命・習慣
変容する伝統―歌舞伎における『五郎』の意味の仕組み
子守唄とは何か―共同体のメッセージとしての寝させ唄
闘う衣服―女子プロレスにおけるヴィジュアル・パフォーマンス
アリストテレスのメタフォラ論再考
書評