映画はどこへ行くか―日本映画時評 ’89‐’92

映画はどこへ行くか―日本映画時評 ’89‐’92

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  • サイズ B6判/ページ数 241,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480872203
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

内容説明

『阿賀に生きる』『シコふんじゃった。』『お引越し』『無能の人』『王手』『あの夏、いちばん静かな海。』『大誘拐』などの作品、オリジナル・ビデオの登場、さらには65年も昔の『忠次旅日記』のフィルム発見。混迷のなかにも、つぎからつぎへと転回する日本映画。その最前線へ迫る辛口時評集。

目次

状況の喩としての作品
成熟とエロスの関係
松田優作への加担
演出の破れ目
珍しさいろいろ
フィクションの臨界点
子ども、死、教育
美と倒錯
正体不明の面白さ
東映Vシネマの可能性〔ほか〕