「ドラマ」・「他界」―明治二十年代の文学状況

「ドラマ」・「他界」―明治二十年代の文学状況

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 281p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784480822376
  • NDC分類 910.26

内容説明

近代文学は何をめざしたか。明治20年代、何を理想として新たな文学を追い求めたのか、想実論にもとづいて彼らの模索のあとをたどり、近代文学成立期の基本的な構図を探る。

目次

文学極衰論前後
「ノベル」から「ドラマ」へ―『小説神髄』と「小説3派」
「戯曲(ドラマ)」と小説―忍月・二葉亭・逍遙の場合
「ドラマ」のゆくえ―近代小説創始期の理想像
文学と自然―想実論をめぐって
故郷・他界―明治20年代の想界について
「不健全」な文学 1
「不健全」な文学 2
「自然」の変貌―明治35年前後