ちくまプリマー新書<br> 教育幻想―クールティーチャー宣言

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ちくまプリマー新書
教育幻想―クールティーチャー宣言

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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480688354
  • NDC分類 371.3
  • Cコード C0237

出版社内容情報

教育や学校をめぐる問題は理想と現実で対立しても迷走するばかり。複雑で不条理な難題をさまざまなキーワードに分けて考え整理する。

内容説明

学校の目的は「すばらしい人を作る」ことではなく、「社会に適応できる人」を育成すること。自由も管理も理想も現実も、こと教育となると極端に考えがち。問題を「分けて考えて」、より「マシな」解決の道筋を見つけよう。

目次

序章 今こそリアルでクールな「上下関係」を
第1章 人間関係を「分けて考える」キーワード
第2章 そもそも学校とはどんな制度か
第3章 クールティーチャー宣言
第4章 「心の教育」よりも、まず「ルール」が必要
第5章 「規律か自由か」の二者択一ではなく、「間をとる」努力を!
第6章 「友だち先生」の実態
第7章 しつけは学校の責任か?

著者等紹介

菅野仁[カンノヒトシ]
1960年宮城県仙台市生まれ。89年東北大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程単位取得。東北大学文学部助手などを経て、96年宮城教育大学教育学部助教授、06年より同大学教授。専攻は社会学(社会学思想史・コミュニケーション論・地域社会論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

香菜子(かなこ・Kanako)

35
教育幻想 クールティーチャー宣言。菅野仁先生の著書。社会学の博士課程を経て、社会学の専門家である菅野仁先生の視点から日本の教育問題を指摘している良書です。閉鎖社会で過ごす学校関係者や教師は視野が狭くなりがち、一般社会から見たら非常識になりがちだから、菅野仁先生のような別の分野の専門家からの意見を柔軟に取り入れることが必要だと思います。2018/09/28

香菜子(かなこ・Kanako)

28
教育幻想 クールティーチャー宣言。菅野仁先生の著書。社会学の博士課程を経て、社会学の専門家である菅野仁先生の視点から日本の教育問題を指摘している良書です。閉鎖社会で過ごす学校関係者や教師は視野が狭くなりがち、一般社会から見たら非常識になりがちだから、菅野仁先生のような別の分野の専門家からの意見を柔軟に取り入れることが必要だと思います。2018/09/28

ドレミ

15
前作「友だち幻想」からの本書。筆者の提唱するピュアネスのためのリアリズム。興味深い。相対する「ルール関係」「フィーリング関係」、「事柄志向」「人柄志向」など、わかりやすく社会学の立場から論じられているのが、興味深かった。2021/08/10

Koichiro Minematsu

14
教育、子育てには、ピュアな理想とシビアな現実を併せて伝えていき、そこでの揺れ動く心身の体験が、子供も親も学校の教師も育てていく。理想論だけのカッコいい教育では人として生きていくことは、もはや今の日本ではできない。2018/11/04

SGM

14
★☆☆もうちょっと上手く書けないかなぁというのが正直なところ。抽象化しすぎてわかりにくい(産業的身体やら恒常性感覚やら、、、)。あと根拠も少なく、やや強引なこじつけも見られる印象。しかし、内容は心の教育ではなくてルールを守らせるや学校はすばらしい人間をつくる所ではなく、社会に適応できる人・社会に有用な人をつくる所など納得する所もあり。2016/11/16

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