ちくま文庫
昭和史探索〈1〉一九二六‐四五

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  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480422217
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0121

内容説明

名著『昭和史』の著者が長年の昭和史研究の中で選びだした史料と共に、歴史を動かした重大な事件の背景を探索する待望のシリーズ。数多くの史料の中から読者に読みやすくかつ価値のある著作を厳選、抜粋。その背景にある時々の情勢、時代の空気を一年ごとに分析した書き下ろしの解説を付す。第1巻は昭和天皇の即位から金融恐慌、東方会議(昭和二年)、張作霖爆殺事件(三年)、を経て濱口雄幸内閣の船出(四年)まで。

目次

大正十五・昭和元年から四年の大きな流れ
大正十五・昭和元年(一九二六)(大正の重たい遺産;「昭和」という年号 ほか)
昭和二年(一九二七)(内閣を倒したもの;紛糾する中国情勢 ほか)
昭和三年(一九二八)(国民政府軍との衝突;普通選挙と赤狩り旋風 ほか)
昭和四年(一九二九)(田中首相の前言撤回;「責任を取るか」 ほか)

著者等紹介

半藤一利[ハンドウカズトシ]
1930年、東京生まれ。53年、東京大学文学部卒業後、文藝春秋社入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役などを経て現在、作家。『漱石先生ぞな、もし』(新田次郎文学賞受賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞受賞)、『昭和史』(毎日出版文化賞特別賞受賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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