ちくま新書<br> グローバル経済を学ぶ

電子版価格
¥715
  • 電書あり

ちくま新書
グローバル経済を学ぶ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 234p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480063632
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C0233

内容説明

グローバル経済の拡大に取り残されつつあるといわれ続けてきたわが国の経済も、ようやく復調の兆しを見せ始めた。わたしたちは、改めてグローバル化する市場経済の現実を冷静に見つめなければならない。貿易、経常収支、為替レートなどの問題は、経済を理解するうえでの必須の基本事項である。本書では正しい国際経済学の見方を、グローバル経済の現実に即して解説する。

目次

第1章 グローバル経済の虚像と実像(グローバル経済を学ぶ意味;グローバリゼーションの光と陰;「グローバル資本主義の危機」は本当か)
第2章 貿易は何のためにあるのか(国際競争主義はなぜダメなのか;比較優位の考え方;貿易についての誤解を解く)
第3章 国際分業のグローバルな展開とその変貌(変貌する国際分業構造;国際貿易体制の過去と現在)
第4章 貿易黒字・赤字の正しい考え方(国際収支の見方;貿易不均衡はなぜ起きるのか;貿易黒字・赤字の誤解を解く)
第5章 「グローバル資本主義」の真実(国際通貨制度の過去と現実;国際通貨制度の行方)

著者等紹介

野口旭[ノグチアサヒ]
1958年生まれ。東京大学経済学部卒。同大学院経済学研究科博士課程修了。専修大学経済学部教授。専門は国際経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホリエンテス

0
グローバル経済肯定側の本。世界市場に出ていくことでパイが広がる。自国が優位な産業に特化すれば良いとするが、劣位な産業に従事してる人々の配置転換がスムーズにいくかどうか。そして農業など食料自給で安全保障にも関わる分野の他国依存をどうとらえるか。2015/05/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/107676
  • ご注意事項