出版社内容情報
憲法九条が改正されたら、庶民は無益な戦争に駆り出されなければならないのか? 否! そんな戦争からは堂々と逃げてやれ。庶民のためのマキャベリズムを説く。
内容説明
憲法九条を改正して、日本を「普通の国」にしよう、という意見が最近勢力を強めている。しかし、それは日本が「軍部の論理」の中に巻き込まれてしまう、きわめて危険な決断だということに多くの日本人は気づいていない。本来であれば、選択すべきは「武装中立」なのだが…。だが、たとえ戦争に巻き込まれそうになった場合でも、庶民には最後の切札がある。それはすなわち「逃げること」。逃げて、逃げて、逃げまくれ!その他、「戦争愛国心」と「応援愛国心」の区別から、脱政治イデオロギーのススメまで、「庶民派マキアヴェリスト」が説く庶民のための戦略思考本、ここに登場。
目次
第1章 庶民は騙されて戦場に行く
第2章 戦略思考から見た九条改正のリスク
第3章 「戦争放棄」は庶民の伝統
第4章 応援愛国心と戦争愛国心を混同するな
第5章 人間を虫ケラ以下にする「無限小の論理」
第6章 脱政治イデオロギーのススメ
著者等紹介
中山治[ナカヤマオサム]
1947年神奈川県生まれ。心理学者。慶応義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。東大病院、川崎市心身障害センター、静岡県立女子短大、国際基督教大学教育研究所を経て21世紀日本研究所を設立。日本人の国民性、日本文化論に基づいた日本の社会変革についての研究を重ねている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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