内容説明
第八巻は、「美味礼賛」。落語を聞いて「アッ、うまそう!」と思わず口中に唾がたまった経験はありませんか。食べものがテーマ、もしくは食べるシーンが一つの魅力になっている話を集める。最終巻につき、著者ごあいさつあり。
目次
饅頭こわい
鹿政談
田楽喰い
鴻池の犬
鯉舟
京の茶漬
近眼の煮売屋
鍋墨大根
焼き塩
小咄・たけのこ
馬の田楽
ためし酒
寄合酒
ひとり酒盛
禍は下
テレスコ
馬の尾
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
悠々人
4
やっぱり上方落語は良いですね。関西弁は最高ですね!やっぱり、米朝ですね!読んでも「ウマっ!て」思います。2017/10/17
tama
1
自本 本棚発掘で見つけた 大阪バージョンの一人酒盛りがいいなぁ。https://www.youtube.com/watch?v=lE_-prDZdBo 後書きから「奇をてらった演出や、ウケを狙って枝葉末節に力を入れてしまうことを何度も戒めておられた」「パフォーマンスや枝葉に拘泥すれば、肝心の芸の本筋が疎かになる」。基本に忠実かつ丁寧な演出。そうだよなー がんばらなくっちゃ・・・2015/08/25
でろり~ん
0
この人の芸は細かいなって子供心にも感じていた人でしたねえ。特に呑んだり食べたりするときの恰好が、人による演じ分け、段々酔っていく演じ分け。やり過ぎず、説得力のある高座。笑顔がなんとも、イイ感じのオッサンでしたね。2022/08/11