内容説明
人間国宝・桂米朝演じる上方落語の世界。第四巻は「商売繁盛」。商売の都にふさわしい商人の心意気や、珍商売の数々。落語を通じて上方の経営哲学を知り、ビジネスを学ぼう?という一冊。
目次
帯久
つぼ算
道具屋
はてなの茶碗
米揚げ笊
高津の富
商売根問
しまつの極意
牛の丸薬
住吉駕篭
厄払い
著者等紹介
桂米朝[カツラベイチョウ]
1925年生まれ。兵庫県姫路市出身。1947年、四代目桂米団治に入門。滅亡寸前の上方落語を、故松鶴、春団治、文枝らと力を合わせて現在の繁栄まで導いたリーダーで、数多くの滅んでいたネタを復活させた。上方落語の研究家でもある。1996年重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。平成14年、文化功労者に選ばれた
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感想・レビュー
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tama
1
自本 本棚発掘中にシリーズまとめて見つけた。「はてなの茶碗」収録。はてなの茶碗は「じゃりんこチエ」にもちらりと出てきた大変有名な噺。米朝さんの口調を頭の中で真似しながら読んでると非常にゆったりなのだが、youtubeなどで口演を聴くと結構トントンと進んで、意外な感じがしたりする。2015/05/08
LOHASPO
1
帯久の舞台に住んでいる者としては、話の面白さも相まって何度も読み返す本になる気がします。2011/11/19
のっち
1
最近のライフスタイルと言葉のはやり廃りの激しいことよ。2010/06/29