ちくま文庫
頬っぺた落とし う、うまい!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 347p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480036797
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0195

内容説明

うまい料理にはワケがある。そこには物語があり、人情話がある。東京文物大学助教授にして並外れた美食家・神崎圭一氏が「う、うまい!」と思わずうなったメニューの数々。不法侵入者のカレー、まぼろしの鯛茶漬け、別れた妻の湯豆腐、蜃気楼とはまぐり汁、源さんのラーメン、妹ノリ子の茄子の一夜漬け…ジワリ唾液あふれ、じんと胸にせまる、20の連作料理譚。

目次

食魔紳士のカレー
鯛茶漬けはこう食え
涙の茶漬け
湯豆腐がしみる夜
はまぐり汁
すき焼の夕暮れ
筍御飯
意地っぱりの寿司の味
泣き虫茄子
塩むすび
天ぷらが喉をくすぐる
キノコ王、森の宴会
全国庖丁人大会
蟹の散歩道
焼酎ホルモン
ラーメン屋の源さん
蕎麦仲間
鰻飯はいろっぽい
恋のたこ焼き屋
水羊羹のデザート

著者等紹介

嵐山光三郎[アラシヤマコウザブロウ]
1942年東京に生まれる。作家。雑誌編集者を経て独立、執筆活動に専念する。’88年、『素人庖丁記』により講談社エッセイ賞受賞。2000年『芭蕉の誘惑』によりJTB紀行文学大賞受賞
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

rakim

11
主人公の神崎の食にこだわる様がなんだかチマチマしていて滑稽。(本当は「**の穴が小せえ」なんて江戸っ子言葉で切り捨てたいくらい)。でも特別に豪華絢爛な料理が出てくるわけじゃない。海外から初上陸グルメなんていう大衆スノッブ心をくすぐるわけでもない。登場する食の数々は日本人の根っこで求めている味なんだと思う。おいしそう。……とはいえやっぱり恋人や夫があまり食に拘る人だったら嫌かな??2013/03/23

ふみえ

7
これは意外に渋い、若くない私はちょっとホロリ。主人公と一緒に食事はしたくないが、食の蘊蓄やこだわりぶりには愛らしさも感じる。どの料理も食べてみたいが、すき焼きへむかう心意気には圧倒された。私もケチケチしないで、上等なお肉と千住ネギで…割り下は無理か?2014/11/05

いくっち@読書リハビリ中

3
嵐山センセの絶妙なタイトルに心揺れ動かされて手にはとるけれどこれが初読。エッセイだと思ったら小説でした。それもンマインマイのオンパレード。主人公・神埼の喜怒哀楽加減が人間らしくてとてもよい。こんなに頑張って料理は作れないけれど、たまには手間ひまかけて作ってみよう。あとがきも必読。2009/11/22

うにこ

2
バカ小説。この人(主人公)は既に死んでいる、というか、食いもんが原因であらゆる人間関係もダメダメだし、肝臓もいつまで持つやらだし、一見ひなびた食の趣味もバブルの残臭でいっぱい。時代設定が死んでる。これを昭和初期の日本でやるとか、村上龍の「料理小説集」くらいまで大風呂敷だと「ほぉー。こんな食の世界が」と関心もわくが、実現可能を匂わせるところが逆に貧乏臭い。「小金があっても食文化を携帯しない一見さんお断り」な価値観がまさに、バブルの遺物。書き手が読み手とのあいだに見えない一線を引いてるのが判ってしまう。残念。2012/08/24

yamaD

2
最初のカレーが特にうまそう ほかの料理も本当にうまそう 主人公は本当にだめ人間だが憎めない2011/06/18

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