ちくま文庫<br> 昭和の企業

ちくま文庫
昭和の企業

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 314p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480036070
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C0134

内容説明

駅弁大学、一億総白痴化など戦後の大衆消費社会を、本質を衝く鋭い言葉で言いあてたジャーナリストの巨星・大宅壮一。復興・不況・高度成長を、あるいは生き抜き、あるいは敗れ去った、昭和の代表的企業の人・組織・理念などを、いきいきとした筆致で描いた同時代ルポの傑作。今日の不況を克服する知恵と勇気を与えてくれる。

目次

ハイテクの萌芽(キヤノン;東通工 ほか)
基幹産業復興(八幡製鉄;出光興産 ほか)
金融と流通(富士銀行;野村証券 ほか)
大衆消費社会へ(三越;寿屋 ほか)
娯楽の時代(帝国ホテル;美津濃 ほか)
半官半民(日本航空;電源開発 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

元気伊勢子

5
本を読むこと自体がとても楽しいし、勉強になる。自分の興味の範囲を絞り、大学の研究とはいかなくても生涯掘り下げていくテーマを決めて、ノートにまとめる作業を始めていきたい。2022/02/26

こにいせ

1
当代随一のジャーナリストによる日本の企業分析。冒頭のキヤノンを語る際の、日本人はカメラ菌を身に付けているという下りには思わず笑ってしまった。東洋経済とか、日経ビジネスが書く企業のおべっか記事を読んでいるよかこっちの方が100倍面白い。これを読んだら、残念なことに経済週刊誌がつまらなくなる。2009/09/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/420887
  • ご注意事項