ちくま文庫
あの頃マンガは思春期だった

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  • サイズ 文庫判/ページ数 293p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480035868
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0195

内容説明

妄想癖の強かった少年時代に読んだ「サイボーグ009」。性に目覚める頃、強い印象を受けた「サスケ」の中の入浴シーン。「フーテン」に憧れた高校時代。漫研で活躍し、恋とジャズ修業に励む、大学生に影響を与えた真崎守、宮谷一彦、川本コオ、エモリ・I、佐々木マキ、山上たつひこ…恥多き青春の思い出を語りつつ、戦後マンガの歴史を新たな角度から描く。

目次

妄想少年の片想い・石ノ森章太郎『サイボーグ009』
不良気分の貸本屋劇画・さいとうたかを『台風五郎』ほか
憧れの湯気ごしヌード・白土三平『サスケ』
中学の頃からスパイ映画に夢中・園田光慶『殺し屋ナポレオンアイアン・マッスル』
スーパーオナニー必殺技・池上遼一『スパイダーマン』
中学時代の「幸福論」・水木しげる『神変方丈記』ほか
青臭き隠遁への誘惑・つげ義春『沼』『山椒魚』ほか
高校でフーテンに憧れる・永島慎二『漫画家残酷物語』『フーテン』
ジャズとアイビーと文学と・宮谷一彦(1)『セブンティーン』
恋と憧れと自己愛と・岡田史子『胸をだき首をかしげるヘルマプロディトス』ほか〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

ウチ●

2
「マンガ評論」である。論ずるべき対象としてのマンガはありや・・・?最近のマンガ事情には明るくないが、本書でも繰り返し名前の上がる雑誌が「ガロ」(青林堂)、「COM」(虫プロ商事)。60年代から70年代にかけては評論の対象になりうるような作品がこれらの雑誌をはじめ、あちこちに発表されていた時期であったことを再認識。終章辺りで「マカロニほうれん荘」を取り上げているが、この時期、この作品のが団塊世代にとってこのような意味合いを持った作品であったことには吃驚。小学生だった私は只々笑い転げているばかりだった。2013/10/10

冬至楼均

1
漫画論なんだけど、作者の恥ずかしい思春期の告白本として読んだ。2015/08/05

Tooru Araki

0
その頃発表されたマンガ作品から浮き彫りになる60〜70年代。ナンセンスに溢れていて、とんでもない時代だったんだなぁと実感。2016/02/11

yaemon1950

0
高校から大学にかけてCOMをとっていた。その後、漫画を読み始めて40年。「マンガ夜話」夏目の目は大好きで、この本は筆者の青春物語として面白く読めました。作中のマンガは作者共々全部わかった(持っているのも多い)が、ニッチで無い人も、一人の青春物語として読んで見たら面白いと思います。2012/09/09

いちはじめ

0
1960〜70年ごろのマンガを「思春期」というキーワードでつづった評論/エッセイ集。やはりこの人のマンガを論ずる切り口には感心2000/09/08

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