ちくま文庫<br> ケストナーの「ほらふき男爵」

ちくま文庫
ケストナーの「ほらふき男爵」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 283p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480035325
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

内容説明

1933年、ケストナーの本はナチスに焼き捨てられた。執筆を禁じられるなか、彼は子どものために広く知られたお話を語り直す仕事を続けた。「ほらふき男爵」「長靴をはいた猫」「ガリバー旅行記」…。リズムがちがう。光の当て方が微妙にちがう。これ見よがしの新解釈を持ち込んだりはしないのに、すべてが新しい。おなじみの物語の裏で、ケストナーの諷刺とユーモアがきらめく。挿画多数。

目次

ほらふき男爵
ドン・キホーテ
シルダの町の人びと
オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
ガリバー旅行記
長靴をはいた猫

著者等紹介

ケストナー,E.[ケストナー,E.][K¨astner,Erich]
1899~1974。ドイツの作家。はじめは諷刺詩人。新しい感覚と機知あふれる文体で脚光をあびた

池内紀[イケウチオサム]
1940年、姫路市に生まれる。ドイツ文学者

泉千穂子[イズミチホコ]
1965年、京都市に生まれる。翻訳家。東京大学大学院比較文学比較文化専攻博士課程中退。専攻ドイツ児童文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

35
解説を読んで、初めて作者の意図が理解出来た。ただただ楽しい子供向け童話(ドイツの民話をケストナーが自分流に書いたもの)というわけじゃなかったのか……と。2016/02/25

mm

19
ケストナーによる再話6篇。何故このような目論見の本が出たかというと、ナチスドイツによって、彼は創作活動を禁止されたから。亡命した作家も多い中、彼はドイツに留まった。そして誰でも知ってるような有名な話「長靴をはいたねこ」とか「ガリバー旅行記」とか「ドン・キホーテ」とかを、彼の語り口で、裏には風刺を込めて書いた。大戦中のドイツといえば、ナチスばかり思い浮かぶが、ドイツの中にも、弾圧されたり、爆撃にさらされたり、飢えを耐え忍んだ多くの国民がいたんだな。。当たり前だけど、あまり思いをいたしたことがなかったな。。。2021/06/16

刳森伸一

2
ケストナーによる再話6篇。子供向けなので、『ガリバー旅行記』や『オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』などかなり毒気が抜かれているところは評価の分かれるかも。個人的には少し物足りないが、これはこれでありかな。2014/02/04

さおちゃん

2
最初は、訳がどうかな…と思ったけど、音読してみたらすごく良い感じでした2009/07/19

ともりん

1
「シルダの町の人びと」のおおらかさ、おバカさん加減がとても癒される。騙されることへのリスク回避をするよりも、概ね善に囲まれているのだから、受け入れて、なお気にしない人になっていきたいものである。2016/06/25

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