ちくま文庫<br> 素敵なダイナマイトスキャンダル

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ちくま文庫
素敵なダイナマイトスキャンダル

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  • サイズ 文庫判/ページ数 242p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784480034755
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

実母のダイナマイト心中を体験した末井少年が、町工場への集団就職ののち上京、キャバレーの看板描き、イラストレーターを経て、伝説のエロ本編集長として活躍するまでの、波乱にとんだ身辺記。登場するおかしな人物たちへのフェアかつ鋭く、しかし暖かな観察眼と、力の抜け切った語り口が描く山盛りの仰天エピソードで、多くの読者を魅了した幻の名著。

目次

1 お母さんは爆発だ(お母さんは爆発だ;工場はナウかった ほか)
2 ニューセルフマイセルフチャンス(エロ本事始め;嗚呼!栄光の『NEW SELF』 ほか)
3 ウィークエンド・スーパー主義(ウイークエンド・スーパーマン;私的荒木経惟論序説 ほか)
4 写真時代の時代(写真時代秘話;荒木経惟論 ほか)
5 HAND‐JOE談(HAND‐JOEはマッサージ師だ;水戸黄門は世界のアイドル ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アマニョッキ

55
映画化されるということで。キャスト最高。峯田の近松さん早く見たい。前田敦子もこういう映画には欠かせない女優さんになりましたね。よき。末井さんのとっちらかってるけど憎めないところ満載の本書。きてれつな人のまわりにまたきてれつな人が集まって、素敵ダイナマイトになっております。2018/03/11

おさむ

28
先日、映画の予告編(本編ではない)を観て少し気になっていた作品。何の予備知識もなく読んだ。B級エロ雑誌の編集者の著者の自叙伝は、冒頭の母親のエピソードが衝撃的すぎて‥‥。ただ、だからこそ、上京後の著者の破天荒な生き方ぶりもウソではないかなと感じる。アラーキーや南伸坊ら、1970-80年代のサブカル、エログロの世界には、とてつもないエネルギーと才能と勢いが集まっていた事が行間から滲み出ます。4回も出版社を変えて本になっている(ただしどれも再販はせず)のも、わかる気がしました。2020/03/29

めがねまる

18
「芸術は爆発だったりすることもあるのだが、僕の場合、お母さんが爆発だった」の書き出しが最高。淡々と飄々と幼少期から編集の仕事のことまでが書かれていて、どんなことをしてきた人なのかはわかっても、どんな人なのかはとらえどころがなくてさっぱりわからない。そんな所が魅力的だと思う。この人の作る雑誌、面白かったんだろうなぁ。一見とりとめもなく書いているようなのに、ハッとする鋭い言葉があったりして油断できない。エロ本危機一髪のくだりは名文だと思いました。2018/05/28

ホークス

14
末井昭さんと言えばパチンコ必勝ガイド、そして必勝ガイドと言えば、不朽の名作パチプロ日記を思い出す。この本はその時代よりさらに昔の話が中心。だらだら書いている様で、時々ピリッとした言葉が飛び出す。例えば「写真は写真論のために存在しているようなもの」など、写真と絵画の決定的な違いに触れている気がする。又、エロ話も多いのに、不思議と生々しさ、因業さを感じないと思っていたら、花村萬月氏の解説にハッとした。苦しい過去は恥じらいとなって、氏の中に生き続けていると言うことか。2015/02/21

ステビア

11
『たまもの』から。2020/06/06

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