ちくま文庫<br> 命売ります

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  • サイズ 文庫判/ページ数 269p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784480033727
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

自殺に失敗し、「命売ります。お好きな目的にお使い下さい」という突飛な広告を出した男のもとに、現われたのは?
【解説: 種村季弘 】

内容説明

目覚めたのは病院だった、まだ生きていた。必要とも思えない命、これを売ろうと新聞広告に出したところ…。危険な目にあううちに、ふいに恐怖の念におそわれた。死にたくない―。三島の考える命とは。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

656
数ある三島作品の中でも、本書が最も通俗的、かつ軽い筆致。自殺に失敗したので「命売ります」の広告を出す主人公、羽仁男もそうだが、他の登場人物も、かなりに荒唐無稽だ。吸血鬼は登場するし、国際犯罪組織も暗躍する。いずれも、およそ他の三島作品には見られないものだ。読み物として楽しめなくはないが、三島に特有のシニシズムやニヒリズム、あるいは微細な心理の綾といったものは、ここにはない。死を前提として生のあり様を模索するというのは『葉隠』の発想に他ならないが、ここでは、それもパロディ以上のものではない。2012/09/21

568
面白かったです!テンポが良くて途中で止めようにも続きが気になって止めづらい為一気にラストまで読みました。最初の客からすべてが繋がった時、さすが三島由紀夫は巧いなぁと思いました。2013/02/12

鉄之助

516
三島が割腹自殺してから、今年の11月25日がちょうど50年。死の2年前、43歳の彼が「死」をどのようにとらえていたかを探りたくて、この本を読んだ。読もうとする新聞の活字がみんなゴキブリになってしまう→「むしょうに死にたくなってしまったのである。」という主人公。「命売ります」との新聞広告を出したら、次々とハードボイルド調の事件に巻き込まれて行く。異色の三島作品だった。「自分は精魂をつくして死に急いだ」(まるで2年後の三島自身を象徴するかのよう)主人公と、決して死に急がない一組の夫婦との対比が面白かった。2020/12/13

にいにい

207
三島生誕90年没後45年にあたる今年読めて良かった、割腹2年前の、美しい文学的装飾を纏いながら、サービス精神旺盛で読みやすく、今でも抜群に面白い大衆小説で、著者の死生観が垣間見える一冊。組織への蔑視や理解者不在、人生へのメッセージ性も。他力本願な死を願望し、誇りを持った「死の美学」を持つ。「大義」を追求する生き方。自殺は、目的・理由、気力の喪失、全てを諦めること。それは、屈辱的で美学に反する。これを嫌悪し、結局、「死ぬための大義」を自ら創り出し、それに殉じた著者。不条理、生と死の矛盾と苦しみの表現が巧み。2015/11/02

のっち♬

205
自殺未遂をした羽仁男は自動販売機みたいに命を売ることにより、人生に面白おかしい感興を発見していく。ユーモラスな駆け引きにハードボイルドな展開、多種多様な登場人物など作家としての多面性を感じる作品。「俺は生活を本当に愛したことが一度でもあったかしら」羽仁男の死への傾斜と生への執着、凡庸への憧憬は、著者の死生観、魂の告白へ繋がる。活字がみんなゴキブリに見えたら「すべてを無意味からはじめて、その上で、意味づけの自由に生き」てみよう。「命を売る奴は、ただの人間の屑だ」読後、何とも言えない凡庸と虚無感に包まれる。2018/04/17

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