ちくま文庫<br> 貧乏サヴァラン

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ちくま文庫
貧乏サヴァラン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 238p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784480033659
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C0195

内容説明

家事はまるきり駄目だった茉莉の、ただ一つの例外は料理だった。オムレット、ボルドオ風茸料理、白魚、独活、柱などの清汁…江戸っ子の舌とパリジェンヌの舌を持ち贅沢をこよなく愛した茉莉ならではの得意料理。「百円のイングランド製のチョコレートを一日一個買いに行くのを日課」に、食いしん坊茉莉は夢の食卓を思い描く。垂涎の食エッセイ。

目次

貧乏サヴァラン
食い道楽
茉莉流 風流
味の記憶
私のメニュウ
ドッキリ語録

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1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

蓮子

96
美味いものには辛さもある、苦味もある。生きている歓びや空気の香い、歓びの味、それがわからなくてなんの享楽だーー食にまつわる話を中心にまとめたエッセイ。文章のリズムが独特なので慣れるまで読みづらかったけれど、なんとか読み切りました。茉莉さんは家事はまるきり駄目だったようですが、料理の腕前はなかなかのものだったらしい。本書に登場する料理は今では特別珍しいものではないけれど、当時は目新しくオシャレなものだったようで、読んでいると何か特別な料理に思えてくるから不思議。本当の贅沢を知っていた茉莉さんの感性が光る1冊2016/07/19

ユメ

48
エッセイを読むと、森茉莉はしばしば腹を立てている。その怒りは、たとえ暮らしぶりが貧しくとも贅沢を愛する己のうるさい舌を満足させるのに猛烈な努力が要ることに端を発しているというのだから、筋金入りの食いしん坊だ。その食いしん坊が、確固たる審美眼をもって書く食べ物についての文章に、恍惚とせずにはいられない。冷紅茶、牛酪、シュウクリイム、オムレット、チョコレエト…これらの表記が現代の仮名遣いより麗しく、より美味しそうに感じられるのは、本物の贅沢を知る人が多かった古き世を懐かしむ茉莉の心持ちが移ったのであろうか。2017/09/21

36
面白かったです。本物のお嬢様で、食いしん坊な茉莉さん、自分の好きなものがはっきりしていて、すぐぐらぐらしてしまうわたしは彼女がとても羨ましいです。料理は得意だという茉莉さんの食べ物の描写が美味しそうで…白身魚と野菜のサラダは他のエッセイでも度々でてくるのですが、一番気になる料理です。贅沢って気持ちの持ち様なのですね。料理も、お菓子も、お酒もうっとりでした。2017/09/06

skellig@topsy-turvy

27
頑固でシニカルな視点も持ってるけど、屈託のない純粋な人。これが私の茉莉さんのイメージだけど、このプチ・グルメ本を読んでて「食いしん坊」というワードも加わった。出てくる料理の一つ一つに愛情を感じるのは、シェフでもあるグルメ(茉莉さん)が誰よりも食を楽しんでいるからだろう。自分の好きなことに対する正直さと丁寧さが滲む文章を読んでいたため、午前様だというのに読了直後の今、台所にさ迷っていきそう。2016/03/19

りりす

24
森茉莉の小説やエッセイに登場する料理はどれも美味しそうだ。「やおら箸で刺身を挟み、醤油とおろしを気にいる位つけて、(中略)茶碗に盛った白い飯を丸く包んで口に入れる」なんて描写を見ると、今すぐにそれが食べたくなって仕方がない。清汁、牛酪、オムレット・ナチュウルなど、次々現れる想像できるがなにか非日常な言葉の群れを見てると、明治や大正の食事という未体験、西洋への憧れと上流階級の食卓の憧れも相まって、おとぎ話のような夢の食事風景が現れる。2016/03/22

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