内容説明
“ハイな意識状態”とは何か。ハイは私達に何をもたらすのだろうか？生理学、医学、心理学、宗教学などさまざまな分野からアプローチを試み、解き明かす―心と身体を癒すハイ・ワールドへの招待状。
目次
はじめに―宇宙を旅する人へ
第１部 ナチュラルハイとは？（人はハイを求める動物である；歴史のなかのハイ；ハイの心理学 ほか）
第２部 ナチュラルハイ完全ガイド 基礎編（呼吸のコントロールによるハイ；イメージのコントロールによるハイ）
第３部 ナチュラルハイ完全ガイド 応用編（からだのコントロールによるハイ；感情のコントロールによるハイ；感覚のコントロールによるハイ ほか）
著者等紹介
上野圭一［ウエノケイイチ］
１９４１年生まれ。早稲田大学英文科卒。東京医療専門学校卒。翻訳家、鍼灸師。日本ホリスティック医学協会副会長。代替医療利用者ネットワーク副代表（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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あっきー
8
✴４ ピアノの森で演奏時に飛んでいるものは何か、 音楽ハイの章の「舞台というか、世界中の空気がぜんぶ粒子になって、それが光り輝いて、自分のまわりで渦を巻いているような、すごい幸福感だったんです」とピアニストの中村紘子さんが言ったやつなんだと思った、西田幾多郎の純粋経験、マズローの自己超越欲求も変性意識状態=至高体験のハイを言い替えたものらしい、今一番自分が興味があるハイな意識状態を分かりやすく真面目に説明した本だ2019/04/07
NагΑ Насy
1
たとえば、カミュの『異邦人』を読み終えたあとの興奮は、ナチュラル・ハイだ。2013/12/14
悸村成一
0
エンドルフィン、変性意識状態=ASC、トランス・パーソナル、至高体験など、いずれもこっちの現在から遠い。4刷2001年。 622016/04/09
3800
0
オーストラリアのシェアハウスで偶然本棚にあり出会った本。冒頭の「この世はじぶんを見に来たところ」的な一文があってドキっとした記憶がある。 自分たちが潜在的に持っている、ハイになりたい欲求について考えることで、人間が少しわかるような気がする。 ホロトロピックブリージングによるアシッド的なトビに興味を持った。ナチュラルでそこまでいけるなんて、やっぱり呼吸法って答えに近いなって思った。2011/12/09
nekoyaman
0
いわゆる「ハイ」の状態を言葉で言い表すのはとても難しいと思われるが、神話や心理学等を駆使してなかなか上手く説明してくれるのが第１部。第２部以降は実践的な「ハイ」になる呼吸法などを紹介している。自我を越え、あらゆる有機体と統合された自己、さらにその上へ、、、という段階の図説など、心理学を学ばない私でもとてもわかりやすい。ネクストステージを求める人にオススメ。2011/10/02
