ちくま文庫<br> いっぱしの女

ちくま文庫
いっぱしの女

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  • サイズ 文庫判/ページ数 206p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480030818
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

「あたしもいっぱしの女なんだから、しっかりしなきゃ」。男友だちの言葉になるほどと思い、事あるたびにこう呟くことを処世術にしてきた。女の友情のすばらしさとはかなさ、男からの心ない一言、親のすさまじい結婚攻勢…次々におそいかかる日常の様々を、素直に、鋭く、そして圧倒的にたくましく書き上げられた、胸のすくエッセイ集。高泉淳子さん(遊・機械全自動シアター)との対談付き。

目次

いっぱしの女の“夢の家”
いっぱしの女のため息
いっぱしの女から男たちへ
いっぱしの女の生きる時代
対談―いっぱしの女 大いに語る(高泉淳子+氷室冴子)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅわ

38
【図書館】氷室冴子さん勝手に再読まつり番外編。「自分がどういう『三十女』なのか知ってみたい気持ちで」と前書きにある通り、三十代&独身を謳歌する氷室さんのパワーが溢れ出てきそうな一冊。この時の氷室さんが、今の私よりも年下だった!?という事実が一番ショックかも(涙)先日、単行本を読んだばかりでしたが、図書館リストで間違えて文庫本を取り寄せてしまったので…せっかくなので比べてみました。最後の対談に載っていた写真が削除されたのは何とも残念ですが、かわりに解説が増えてました。2015/07/31

アイリーン子

13
これも久しぶりに再読。タイトル通り女という性に関して、あるいは社会の中での女性について書かれたエッセイ。二十五年ほど前に出版された本だけど、現代の女性も今の社会からなにかと理不尽な扱いをされているという当時と変わらない状況に愕然とし、いやでも当事者意識を持つ者も声を上げる者も確実に増えてはいるのだから多少はマシになっているのかとかうんうん唸りながら、しかし筆致の(良い意味での)軽さに乗せられすいすいと読んだ。もしまだ氷室さんが存命だったなら今のこの社会をどう思ったのだろうと何度も考えてしまった。2019/06/22

こまっちゃん

11
文庫本ではなく1992年初版の単行本で。今からおよそ30年近く前に書かれたこの本には、新しい外来語として「セクシュアルハラスメント」が出てくる。正しい本来の意味でのセクハラとして。現在のいわゆるセクハラの定義は、女の私から見ても胡散臭くて大嫌いだ。2021/07/24

なるときんとき

4
氷室冴子さんのエッセイ。初めて氷室さんの本を読んだ。「とても素晴らしかった旅行について」では一人で参加したツアー旅行で独身女性を侮る中年主婦にズケズケと悪気なく失礼なことを言われ続け、にこにこと言い返したりして弁の立つ人のようだ。「ありふれた日の夜と昼について」で、クリスマスをカップルの思い出にするのもいいけれど、「ありふれた日の、たくさんの幸福な夜と昼の記憶がなければ。(満足できない)」という言葉を素敵だと感じた。記念日だけではない二人の時間を大切にしたいという。おもしろかった。2015/12/14

なみ

3
今から20年は前の本だけど、友だちとの付き合い方について特に考えさせられた。自分の苦労を、共感してもらうことのみのために友だちがいるとすると、それはすごくさみしいな。。本当に!無意識のうちに人にしてしまっていること、当然だと植え付けられているイメージ、決めつけはないか?持続させるのはまた難しいかもしれないけど、目を開かせてくれる感じだった。2014/10/27

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