ちくま文庫<br> ギリシア悲劇〈3〉エウリピデス〈上〉

個数:

ちくま文庫
ギリシア悲劇〈3〉エウリピデス〈上〉

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2021年09月25日 03時26分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 733p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480020130
  • NDC分類 991
  • Cコード C0198

著者等紹介

エウリピデス[エウリピデス]
480B.C.~406B.C.アイスキュロス、ソポクレスとならんだギリシア三大悲劇詩人の一人。アテナイの名門に生まれ、25歳~30歳で劇壇にデビュー。その活動は半世紀に及び、ソポクレスとともにアテナイ劇壇の重鎮であった。生涯の作品数は75篇とも80篇ともいわれる。晩年、マケドニアの王アルケラオスに招かれ、その地で客死した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

syaori

62
エウリピデスの作品は、アイスキュロスやソフォクレスとは物語の中心にあるものが異なっているように感じます。前二者が運命という「神の道」に対する人間の選択と生き方を中心に置いていたとするならば、作者の悲劇の中心にあるのは、パイドラの義理の息子への道ならぬ恋や、妻を身代わりに死なせて嘆くアドメトスの欺瞞というように人間の情念や情動が織り成す悲喜劇で、そのための緻密で周到な構成と冷徹で豊かな人物描写に目を奪われます。トロイア王妃ヘカベの前で敗戦後の女性たちの悲劇が展開される『トロイアの女』に胸打たれながら次巻へ。2021/09/08

mitu

33
生年順は逆になりましたが、ソポクレス、アイスキュロスと進め、間に阿刀田『新トロイア物語』を挟み、エウリピデス(上)まで目を通しました。三大悲劇詩人の生涯や時代背景、作風の違いや関連を感じながらも、まずはギリシア悲劇世界の全体像に触れて、翻訳諸氏の訳注、高津先生、そして松平先生の解説を頼りにおぼろげながらギリシア悲劇の入口近くまでやってくることが出来ました。エウリピデスは,古代ギリシアのペルシア戦争からペロポネソス戦争にかけての時期,すなわちアテネが黄金時代を迎え,⇒2018/06/28

こうすけ

26
『トロイアの女たち』『メデイア』を読みたくて挑戦、とても面白かった。『アルケスティス』『ヒッポリュトス』も良い。ペロポネソス戦争中という執筆時の背景から、アテネを称賛しスパルタを貶すというプロパガンダ要素もある。登場人物が口論し合う所はシェイクスピアのようで面白く、また物理的な縛りもあると思うが、アクションの見せ場を省略するところがドラマとして有効。それにしても、運命を前に人間はいかに無力か、ギリシアの人々は身に染みて感じていたのだろう。2021/01/14

松本直哉

17
ラシーヌの「フェードル」でいつもひっかかるのがイポリット(ヒッポリュトス)のキャラ設定の曖昧なことで、恋に靡かず女を寄せ付けないといいながらアリシーを恋する一貫性のなさ。しかし元ネタのエウリピデス「ヒッポリュトス」を読むとそもそもアリシーが登場せず、武を好み恋には無関心な青年として雄々しく描かれる。同性愛が禁忌だった17世紀フランスではこういう人物設定は危険だったのかもしれないが、逆に異性愛至上主義にとらわれない古代ギリシャのほうが新鮮に感じられた。大詰めで登場する女神アルテミスもなかなかかっこいい。2017/01/26

em

15
あの前あの後あの人は…のトロイア戦争前・後日譚。読中肩に重くのしかかるものはアイスキュロスより軽め?と思ったのは最初だけ。700頁超の終盤「トロイアの女」にてようやく、トロイアの王女カサンドラの狂乱に遭遇。彼女はアポロンの巫女(つまり乙女)なのにトロイア陥落後、敵将の妾となってしまう。狂気に憑かれて天幕を飛び出して舞い踊り、自らの運命とオデュッセウスの漂流を予言するカサンドラは圧巻。他にも、狂気の女神リュッサの仕業で妻と子を殺したヘラクレス、テセウスとの友情など、見逃せない話の数々を堪能しました。2017/12/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/380920

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社トリスタ」にご確認ください。