徒然草が教える人生の意味―心の座標軸を見つける18章

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784479011897
  • NDC分類 914.45
  • Cコード C0095

内容説明

永遠の人生哲学書『徒然草』。時空を超え、今も我々に問い続けるものとは何か?藤本流・新解釈でその真髄を読み解く。

目次

第1章 時空を超えて生きる徒然草(徒然草が生れた背景;兼好の仕掛け ほか)
第2章 徒然草流・心の置き方(遁世は「志」である;人生の時間の余裕 ほか)
第3章 兼好が求めた人生の安定とは(生きている自分を直視する;色欲観について ほか)
第4章 大らかに生き、大らかに死ぬ(俗世で生きるということ;徒然草流こころ安らかに生きるコツ ほか)

著者等紹介

藤本義一[フジモトギイチ]
作家。1933年、大阪生まれ。大阪府立大学経済学部に在学中から執筆活動に入る。58年に宝塚映画に入り、脚本を執筆、川島雄三監督に師事する。65年より人気番組「11PM」の司会を25年間務める。74年『鬼の詩』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とよぽん

14
「徒然草」各章段の一部を取り上げながら、筆者の人生を振り返っている。常に、納得のいく生き方を選択してきた藤本義一さん。兼好法師の遁世者としての生き方を、尊敬してやまないのだ。それが、年齢を重ねるにつれてますます確固としたものになってきた様子。「心の座標軸」とは言いえて妙だ。2017/10/09

Noriko S

0
いぶし銀というイメージのある藤本義一さん、「方丈記」「徒然草」「枕草子」のどれかと脳科学の本をもって海外出張に行かれていたとのこと。それぞれの段に藤本さんらしい解釈があって、興味深く読めた。藤本さんの人生を振り返る内容もあり、苦労された事実を初めて知った。それぞれの古典もだが、藤本さんの本も読んでみよう。2022/04/15

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