出版社内容情報
オビを説き、カバーを論じ、中身のすみずみまで味わいつくし、嘉みつくす、“文庫王”の文庫あそび、エンドレス大噴火！
内容説明
岩波文庫の表紙の二粒のブドウはどこへ行った？とまらないとまらない“文庫王”の文庫あそび。
目次
１ 「文庫」とはなにか？
２ 文庫の森に分け入って
３ 個人別作家の消長
４ 解説、解説目録の解体新書
５ 表紙とカバーについて
６ 帯の研究
７ 文庫の値段
８ 文庫のある風景
９ こんな文庫があったのだ
１０ 文庫の意外な使い道
１１ ちくま文庫／新潮文庫のものがたり
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
68
文庫のカバー、解説、帯など文庫の基本をおさえたマニアックなネタを披露していてとても楽しかった。完全に古本文庫の世界に魅了されてしまった。2017/03/10
ハナックス
3
【図書館本】本の内容よりカバーや帯について熱く語る！絶版本に関する考察も面白かった。2015/12/30
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
3
面白かった！読んでいる時、最高の時間だった。こういう本で見る古本というのは何故あんなに魅力的なんだろう？今迄持っていた本の一切を処分するのではなかったと反省。私が今持っている僅かな文庫も、いずれ誰かが欲しがる魅力的な本に化けるのかも知れない。小さな本に宿る魂。素敵過ぎる。2012/02/29
おらひらお
2
2000年初版。個人的にはちくま文庫が好きなので、一項設けてあり少しうれしかったですね。小ネタが満載です。2012/05/25
out_to
1
1冊目を読んだ時に「ちくま文庫」と「新潮文庫」が好きだなーと思ったら、この2冊目で両方のページがあって驚いた。（笑）ちくま文庫頑張って！2010/03/04
