出版社内容情報
自主性なき日本政府の姿勢を痛烈に衝き、変革を促す気鋭の女性ジャーナリスト・櫻井よしこが贈る最新時論集。
内容説明
国益すら考えられない政治家の無能、自らの立場をわきまえない官僚の横暴、自立性なき日本の外交、将来を見据えない頑迷な守旧派、住基ネットと個人情報保護法案に潜む危険な問題点、―この国をとりまくさまざまな問題を痛烈に衝く、桜井よしこの最新時論集。
目次
第1部 国家と国民への背信を許すな(小泉首相よ、ベートーヴェンになれ;真紀子と宗男、似た者同士 ほか)
第2部 危険な「住基ネット」と「個人情報保護法案」(誤った前提でつくられた危険な「住基ネット」;微塵の妥協も許すな!瀋陽の国家主権侵害事件 ほか)
第3部 北朝鮮には断固たる対応を(北朝鮮を動かすには“力の外交”しかない;デフレ先進国として前向きな発想を! ほか)
第4部 今こそ、日本の国益を図れ(国益追求型の国際社会にどう加わるか;豊郷小学校という野想的な“学び舎” ほか)
著者等紹介
桜井よしこ[サクライヨシコ]
ベトナム生まれ。ハワイ州立大学歴史学部卒業。「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局員、アジア新聞財団「DEPTH NEWS」記者、同東京支局長、日本テレビ・ニュースキャスターを経て、現在はフリー・ジャーナリスト。1995年に『エイズ犯罪血友病患者の悲劇』(中公文庫)で第26回大宅壮一ノンフィクション賞、98年には『日本の危機』(新潮文庫)などで第46回菊池寛賞を受賞
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