出版社内容情報
小泉政権の誕生、米国同時多発テロ、北朝鮮工作船問題、外務省問題など、混迷深まる現在を鋭く見つめて問う時評・時論集。
内容説明
混迷深まる現在を鋭く問うジャーナリストの最新時評集。
目次
1章 「力に屈する国」を憂える(21世紀こそ、安全保障で自立せよ;感情障壁は日韓シャトル便で飛びこえろ ほか)
2章 首相よ日本のあるべき姿を説け(小泉首相よ、ごまかしのない国づくりをせよ;田中外相、不安の船出 ほか)
3章 テロへの責任ある対応を望む(米国テロ、日本の報道と指導者の発言;報復不要論の非合理 ほか)
4章 真に自立した国をめざせ(読むべし、『「南京事件」の探究』;読むべし、『南京事件 日本人48人の証言』 ほか)
著者等紹介
桜井よしこ[サクライヨシコ]
ベトナム生まれ。ハワイ州立大学歴史学部卒業後、「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局員、アジア新聞財団「DEPTH NEWS」記者、同東京支局長、日本テレビ・ニュースキャスターなどを経て、現在フリー・ジャーナリスト。1995年『エイズ犯罪・血友病患者の悲劇』(中央公論新社)で第26回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。98年『日本の危機』(新潮社)などで第46回菊池寛賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。