出版社内容情報
水や空気の汚染、地球温暖化、酸性雨、家畜の悪臭、食糧難…20世紀がもたらした地球環境問題を、微生物利用のバイオ技術で解決。
内容説明
本書では、環境と微生物との関わり、あるいは食や健康への応用など、さまざまな角度から、環境と人間の共存に役立つ微生物の世界をできるだけわかりやすくご紹介していく。
目次
プロローグ 再認識した“微生物の力”
第1章 水と微生物・地球の豊かな恵みは「水」から生まれた
第2章 空気と微生物・身近な微生物が「空気」を浄化し、「悪臭」を除去する
第3章 土と微生物・微生物で「土」が農薬になるという新発想
第4章 豚と微生物・「豚」の糞尿も飼料に変わる、環境浄化システムの登場
第5章 食と微生物・微生物が「食」の考え方を教えてくれた
エピローグ 山梨発・バイオ革命を目指して
著者等紹介
堀内勲[ホリウチイサオ]
1943年、山梨県生まれ。理学博士(Ph.D.)。現在、株式会社応微研代表。東京理科大学卒業後、東京大学応用微生物研究所で研修。1978年、山梨県に戻り、日本応用微生物研究所を設立。1990年、応微研を設立。「環境と人間の共存」をテーマに、生物および微生物を利用した地球にやさしい技術(エコテクノロジー)と製品の開発を推し進める。環境エンジニアリング、無公害な微生物農業資材、健康食品を三大事業とし、国内にとどまらず、中国、台湾をはじめ、地球規模での環境問題に取り組んでいる。すでに、ニューヨーク、パリ、上海、ソウル、シンガポール、サンパウロ、ウクライナに支社があり、毎月のように海外出張をする
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。