平和への願いをこめて<br> 永遠(とわ)の大地もとめて

平和への願いをこめて
永遠(とわ)の大地もとめて

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  • サイズ B6判/ページ数 314p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784476075168
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

内容説明

瞬時にして潰えた“幻の楽土”。敗戦は彼女らにとって、新たな「戦争」の始まりであった。開拓移民のたどった痛恨の足跡。

目次

1 証言 命あるかぎり(満州の荒野に果てる命を救われて;二つの祖国をもつ子供たちとともに;八路軍に助けられ、夫とも再会;日本への道は遠く;“満州帰り”に周囲の目は冷たく;大陸の花嫁にあこがれて;満州で果たせなかった開拓の夢を実現;中国に4人の分身を残して;“残留孤児”と32年目の再会;子らを日中友好のかけ橋に ほか)
2 ルポ「満州移民の村」を歩く(“開拓”から「開拓」へ―大日向村の場合;“開拓責任”を引き受けて―泰阜村の場合)
3 座談会 女が平和を創る
4 解説“教育県長野”と満蒙開拓―日中友好・世界平和の糧として

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

VC

1
敗戦して満州から本土へと帰るまでの、満州開拓団のお母さん方の証言記録。自分の兄弟や子供、家族が続々と死んでいく中どうやって生きていったかがよく分かる。ある人は中国人の嫁になり、ある人は男装して船に乗ったり。ただ、子供が死んだ時の様子を語る際に悲しみがあまり感じられない。人が死ぬのがあまりにも当たり前な状況だったのだろう。創価学会が出版しているからって読まず嫌いは駄目ですよ。2010/12/02

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