高等教育シリーズ
大学論―アメリカ・イギリス・ドイツ

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  • サイズ A5判/ページ数 350p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784472403255
  • NDC分類 377.253
  • Cコード C3037

内容説明

アメリカの医学教育に革命をもたらすレポートを発表し、プリンストン高等研究所を創設した教育改革者フレックスナーの米英独比較大学論。大学の歴史的モデルを設定して、近代の高等教育制度を初めて国際比較の視点から論じ、アメリカの高等教育を挑発的に批判。現代の大学の理念と機能を考えるうえで道標となる古典的名著。

目次

第1部 近代大学の理念(近代の大学;大学の発展を妨げる「社会的遅滞」 ほか)
第2部 アメリカの大学(アメリカという社会;アメリカ大学論への序 ほか)
第3部 イギリスの大学(アメリカの大学についての要約;個人主義志向のイギリス ほか)
第4部 ドイツの大学(ドイツの大学の国際的評価;ドイツの中等教育制度 ほか)

著者等紹介

フレックスナー,エイブラハム[フレックスナー,エイブラハム][Flexner,Abraham]
1866‐1959。アメリカ合衆国の教育改革者。ジョンズ・ホプキンズ大学卒業。ハーバード大学で学んだ後、ドイツに留学。ドイツの大学の優秀性を痛感し、アメリカ高等教育を批判したThe American Collegeを出版。カーネギー教育振興財団の委託研究としてアメリカ・カナダの医学校の調査結果を公表、注目を集める。1931年に創立されたプリンストン高等研究所の初代所長に就任。アインシュタインやフォン・ノイマンらを招聘する

坂本辰朗[サカモトタツロウ]
創価大学教育学部教授

羽田積男[ハダセキオ]
日本大学文理学部教授

渡辺かよ子[ワタナベカヨコ]
愛知淑徳大学現代社会学部教授

犬塚典子[イヌズカノリコ]
東北大学ジェンダー法・政策研究センターCOE研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とと

0
 著者がいかに当時の米の私立大学の杜撰な広告で募集するようなコースを嫌っていたかがよくわかる本であった。 内容の比率がバランス悪すぎて米の悪口を言ってるどうでも良さげな部分のほうが独の全ページより多い気がする。もうちょっと内容をどうにかできなかったのか。どういう点をどう評価されている本なのか疑問が残るけれど僕としては米の30年代のことをアバウトながら知れた反面英、独のことはこの本で学ぶことが少なく残念だったのでタイトルを改変したほうが良いのではと思うような本であった。2015/12/25

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