目次
1 解体(ロシアとアメリカの中編小説に見る清算の日々―比較文化のトリプティク)
2 境界を越える(自分の考えを自分の言葉で話す―エマ・ゴールドマンととりとめのない自伝)
3 謎(エセル・ウィルソンの風景に隠された地雷(または、カナダのハヤブサに囲まれたアメリカの猫)
資本主義的意思―『わが不倶戴天の敵』と『愛と塩水』に見る女性と相続)
著者等紹介
ゲルファント,ブランチ・H.[ゲルファント,ブランチH.][Gelfant,Blanche H.]
アメリカ文学研究者・評論家。ダートマス大学教養学部名誉教授。1971年にダートマス大学に着任して以来、おもに女性に焦点をあてたアメリカ文学研究を続け、ウィラ・キャザーをはじめとした女性作家を学問的に見直し、再評価を促した。アメリカ文学の理解、教育、研究に対する長年の功績が認められ、アメリカ文学研究者にとって最高の栄誉にあたるジェイ・B・ハッベル・メダルを受けている
西田美緒子[ニシダミオコ]
津田塾大学学芸学部英米文学科卒業。翻訳家
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