内容説明
甲骨文字、敦煌文書など、世紀の大発見と共に幕を開けた二十世紀の中国学。その中国・日本・欧米での展開を数多くのエピソードを交えて説き明かす、初めての概説書。
目次
序章 中国学の始まり
第１章 中国の中国学
第２章 日本の中国学
第３章 欧米の中国学
終章 中国学の現状と展望
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おらひらお
4
1999年初版。大学の講座で行った中国学の歴史を振り返るもの。欧米ではしばらくの間日本の研究成果が顧みられることがなかったそうです。これからは、英語などの共通言語で論文を書くべきなのでしょうか。僕の分野も同じ問題を抱えています。2012/03/15
